皆さんも気になったことはありませんか?
百貨店に行ったとき、いつも1階が「化粧品売り場」であることに…
これには何か意味があるのでしょうか?
おかげで男性は、間違って通り抜けようとする際には少し気まずい感じになったり…
1階には男子トイレがなかったりするので、わざわざ2階以上に上がらなければならなくなります。
そこで今回は「なぜ百貨店の1階は「化粧品売り場」なのか?」と題して、その理由をご紹介したいと思います。
Sponsored Links
なぜ百貨店の1階は「化粧品売り場」なのか?
確かにデパートや百貨店の1階はたいていどこも化粧品売り場です。
この理由には化粧品の購入客のリピート率が高いことが挙げられます。
つまり化粧品の購入客のリピート率が高いことが知られているため、いつも買いに来る客の買いやすさを考慮して…
という百貨店側の配慮からきているのです。
また、化粧品の持つ華やかなイメージで店舗の雰囲気を盛り上げて、通りがかる人にPRする効果もあるようです。
まず1階に入ってもらい、上階へも足を運んでもらう…
水が上へと湧き上がることになぞらえて、これを「噴水効果」と呼びます。
噴水効果
店舗の入り口に魅力的な商品を置いて、客を集め上階へと動かしていく効果のこと。
反対に、上階で人を引きつけるイベントを開き、下階へと降りるにつれ、商品を次々と買ってもらう効果のことをシャワー効果と呼ぶ。
加えて、百貨店の化粧室が1階にない理由も同じような効果を狙っているからなのです。
化粧室を利用したくなり店内に入ったものの、1階に化粧室がないので、他の階に行かざるを得ないのです。
すると、バーゲンの文字やおいしそうなニオイにつられて、ついつい買う予定のないものを手に取ってしまう…
なるべく上の階へと、人の流れを誘導するこれも百貨店側のテクニックなのです。
ですので、生活必需品である食品売り場も、地階に設けられているのです。
滞在時間が長引くほど、購入意欲も増えることはマーケティングの結果からもわかっています。
なるべく店内をたくさん歩かせるために、他の階へ移動させる工夫をしているのです。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。