デートで恋愛の感情に持っていく「吊り橋効果」とは?

気になる女性ができたら…
まずは彼女をデートに誘いますよね。

そしてなんとかデートを成功させたい…
彼女を振り向かせて付き合いたい!…
と思い、デートのプランにも気合いが入ります。

そこで多くの男性は、夜景の綺麗なところや、雰囲気の良いレストランなどロマンチックなシチュエーションを選びがちです。
もちろん女性もロマンチックなシチュエーションが大好きですから、きっと喜ぶでしょう。

しかし、より2人の距離が近くシチュエーションがあるのです。
今回はそんなシチュエーションをご紹介します。




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成功率が高い?デートで恋愛の感情に持っていく「吊り橋効果」


ある映画などでこんなシーンがあります。

ある洞窟に1組の男女が閉じ込められました。
閉じ込められる前はちょっと険悪なムードであり、恋愛の「れ」の字も感じられない関係だった2人…
ところが、共に命の危険がある絶望的な状態で、急速に惹かれ合い、熱烈なラブシーンに突入していったのです。

このような話の展開は、「あり得ないけど、映画の中だからな」と思うでしょう。
実はこのような状況は、実際にあるのです。

この心理状態を「吊り橋効果」といいます。
吊り橋に立っていると、風で橋があおられて揺れ、また山間の高い位置にあるために、不安定感から恐怖を感じますよね。

人間は怖さを感じると心拍数が高まります。
いわゆる「ドキドキ」している状態です。
実は、このドキドキした状態で異性に会うと、相手に対して恋愛感情を抱きやすくなる、という心理学の研究結果(つまり科学的な結果)が出ているのです。

つまり、「恐怖からくるドキドキ」と「恋のドキドキ」を、勘違いしてしまうわけですね。
この「吊り橋効果」をデートでいかさない手はありません。
それでは実際に、デートの場所でドキドキ感をいざなう場所を考えてみましょう。

遊園地に行くと、スリリングな体験ができるアトラクションが数多くあります。
これらはまさに心臓がドキドキするスポットそのもの…
遊園地はデートコースとして人気があります。
それは意識していなくても、本能的にこの「吊り橋効果」を狙っているからなのかもしれません。

そのほか、いつも以上に雰囲気のあるレストランに行くことにも、似たような効果があります。
「こんなお店、普段来たことないな。どんな料理が出てくるんだろう?」と胸が高まるからです。
お店の雰囲気がよいことを、デート相手の雰囲気のよさと錯覚し、混同してしまうこともあります。

このように、デートの内容や個人の魅力だけではなく、状況をコントロールし、女性の心に作用させることで、恋愛感情と勘違いさせることができるのです。

ほかにも「ドキドキ」を人工的に作り出す方法があります。
その1つが映画です。
映画も王道のデートコースですね。

しかしどの映画でも良いわけではなく、恋愛映画のようにその場で恋愛感情を発生させることができるものや、ハードなアクションシーンが盛り込まれている作品を観るのがオススメです。

恋愛映画だと、ドキドキしつつ感情移入もしていくので、女性の恋愛スイッチが自然に入る可能性が大いにあります。
アクション映画であれば、遊園地のアトラクションと同じような効果が期待できます。

よくありがちなのが、ドキドキ効果があると考え、ホラー映画やスプラッター映画を選んでしまうこと。
もちろん相手の彼女が恐怖系を好んで観るような人であれば問題ありませんが、そういう人は、自分が恐怖系映画を観てドキドキすることを事前に知っており、またそれを楽しみに映画館へと向かいます。
したがって、映画に夢中になるあまり、恋愛を忘れてしまうこともありえるので思うような効果は得にくいでしょう。

また反対に、普段、恐怖ものを敬遠している女性を無理やりにホラー映画に誘っても、逆効果です。
嫌なものを無理に誘っているのですから、嫌われてしまう可能性も否めません。
もちろん、恐怖系で吊り橋効果が得られないとはいえませんが、デート初期では、もっと確実で効果的な方法を選ぶほうが賢いでしょう。

遊園地や映画のほかにも、ドキドキ感を得られ、恋愛関係に発展しやすくさせるものにスポーツがあります。
ただし、スポーツでも、実際に行うのと観るのではドキドキの種類が微妙に違ってきます。

たとえば、実際にスポーツを行う場合、身体を動かすわけですから、身体生理として心拍数が上がります。
その心拍数のアップがドキドキ感となります。

したがって、一緒にできて、アクティブに動き回るものが良いでしょう。
たとえば、テニス、バドミントン、マラソンなどがオススメです。

反対に、日常生活とそれほど大差ないスポーツ、たとえばウォーキングやゴルフは、不都合とはいわないまでも、「吊り橋効果」という面では効果が出にくいのです。

スポーツ観戦の場合、手に汗握るスポーツがオススメです。
ボクシングや総合格闘技といったバトル系、バレーボール、サッカーといった球技系など、「ガチンコで勝負をつける」ものが向いています。

実際に、サッカーなどはその傾向が顕著かもしれません。
Jリーグの試合をスタジアムに観に行き、隣り合ったまったく見知らぬ男女が、ひいきのチームを応援中に仲良くなっていく…
そんな話もよく耳にします。

もちろん「同じチームが好き」「同じ選手が好き」など、「好き」の共通項があるゆえの発展型ともいえますが、かなり効果が期待できます。

このように「恋愛時に発生する感情」に近い感情を一緒に体感できると、恋愛関係に発展しやすくなります。
あなたもさっそく次のデートで恋愛に近い感情が生まれるシチュエーション作り(吊り橋効果)を考えてみてはいかがでしょうか。




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