職場には少なくとも1人や2人は困った人がいますよね…。
困った人といっても様々なタイプがいますが、その中でも、相手によって態度を変える人…。
職場にこのタイプの人がいて困っている…という方も多いのではないでしょうか。
例えば、自分より上の立場の人間に対してはいつも下手に出るのに、自分より下の立場の人間に対しては高圧的で尊大な態度を取る人…いますよね?
できればこういうタイプを上司に持ちたくたいですし、女性だったら彼氏や旦那にはしたくないと思うでしょう。
そこで、できればこのようなタイプの人と関わらずに済むよう、職場以外でのこのようなタイプの見極め方をぜひ知っておきましょう!
また、このタイプの人の心の中を少し覗いてみましょう。
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相手によって態度を変える人の心理とは?!見極め方を知っておくべき?
相手によって態度を変える人というのは、常に目の前の人間を「自分より上か、下か」という基準で見ています。
初対面の時は言葉遣いも丁寧なのに、相手の肩書や容姿、学歴などが自分より下とわかった途端に急に馴れ馴れしくなり、バカにしたような態度で接します。
これは精神分析でいえば「置き換え」に当たります。
置き換えというのは、簡単に言えば八つ当たりです。
自分の不満や怒り、敵意を向けるべき対象なのにもかかわらず、自分より上の立場の人間なので怖くて言えない。
そこで、自分より下の人間を虐(しいた)げることで憂さ晴らしをしようとするのです。
職場でいえば、上司にはいつもペコペコしているのに、部下にはきつく当たるタイプ。
心当たりがある方も多いのではないでしょうか。
このようなタイプは、上司から理不尽なことを言われても、その人は何も反論しないはずです。
余計なことを言ったら干されてしまうのではないか、評価を下げられてしまうのではないかという恐怖があるからです。
常に何よりも保身を優先しています。
このような人を仕事以外で見極めるには、どうすればよいのでしょうか。
こういう人はレストランやホテルなどで、サービス業の人に対して横柄な態度を取りがちです。
自分は客だから相手よりも偉い。
そんなふうに信じて疑わないので、その場に別の誰かがいてもつい素地が出てしまいます。
もしあなたがデートに誘われたら、相手が自分にどれだけ優しく接してくれるかよりも、レストランのウェイターさんとの接し方を観察してみてください。そこで横柄な態度を取る人は、自分の不満を弱い人にぶつけるタイプの人間なので、最初は優しくてもいつか必ず豹変します。
交際を申し込まれてもお断りしたほうが良いでしょう。
また、部下のAさんに対しては優しいのに、Bさんに対しては厳しく、時には職場いじめのようなこともする人がいます。
経理担当者が、自分の派閥の社員やその部下の経費処理は迅速に行うのに、そうではない社員の場合は遅らせる。
このように個人的な好き嫌いや相手の所属で態度を変える人もいます。
相手がどういう人間か、これまでどんな実績を残してきた人間かを理解しようともせず、非常に狭い価値観で人を見ているのです。
この人たちも、自分の不満や怒りのはけ口がないので、弱い人間に八つ当たりしているだけです。
傍(はた)から見れば明らかですが、こういう人にその指摘をしても、自分がえこひいきや差別をしていることは決して認めません。
このようなタイプが直属の上司だと避けることはなかなか難しくなりますが、なるべく関わらないようにするには、その人をじっくり観察しておいて、自分にも害が及びそうならなるべく避けるようにしましょう。
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