報告・連絡・相談で「ホウレンソウ」…
エッジの効いたビジネスマンであれば絶対に知っておかなければならないビジネスの基本中の基本です。
トラブルを未然に防ぎ、チームの総合力を発揮するためにも、「報告」・「連絡」・「相談」の必要性を改めて認識しましょう。
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報告・連絡・相談の必要性
ビジネスマンにとって業務上、心得ておかなければならないのが、「報告・連絡・相談」といういわゆる仕事の「ホウレンソウ」です。
「ホウレンソウ」は、同じ仕事やプロジェクトに携わるメンバーが、重要な情報を共有するための報告や連絡、相談をすることで、無駄な事故を防ぎ、仕事を無事に達成するためのノウハウでもあります。
「報告」とは、上司からの指示に対する経緯や結果などを逐一知らせること…
仕事の上では義務といっても良いでしょう。
上司から仕事の指示を受けたら実行するのは当たり前の話ですが、仕事のやりっぱなしでは困ります。
受けた仕事の経緯や結果がどうなったかの途中経過や成果を報告するのは常識なのです。
「連絡」とは、横のつながりのある人たち同士で情報を提供し、共有することです。
同僚や関係部署などのメンバーとの情報をやり取りすることは仕事上での人間関係を密にするためにも忘れてはならないことです。
「相談」とは、何かのトラブルに巻き込まれたとか、上司の指示を仰ぐ必要が生じたときに、上司に相談すること…
問題解決のためにも欠かせません。
この三つがうまくいってこそ、社内のコミュニケーションは万全なものになるのです。
「ホウレンソウ」がうまくいっていないと、上司がとんでもない判断をする結果にもなるため、常日頃から「ホウレンソウ」の習慣は身につけておくべきです。
では、どうやって「ホウレンソウ」を身につけたらいいのか?…
次の点を心がければ、おのずと「ホウレンソウ」は身についていくでしょう。
1:内容を正しく伝えること
2:簡潔に要点をまとめて伝えること
3:事実情報と、自分が思っている意見や憶測の情報はわけて伝えること
4:悪い情報やまずいことは一刻も早く伝えること
5:伝える内容は事前にいったん整理してから伝えること
6:上司や同僚から質問されることを前提にしたうえで、内容を伝えること
7:伝える内容や情報が多岐に及ぶ場合には、その情報に優先順位をつけて伝えるようにすること
8:確実性を要する内容については、後で忘れずに確認すること
「ホウレンソウ」を守って行動することは、チームの総合力を発揮することにもなります。
例えば、今の社内体制ではこたえられない要望を、商談先から提示されたとしましょう。
担当者が上司に相談すると、「ちょっと待てよ、自分のネットワークで何とかなるかもしれない」と、思いもかけないバックアップで問題を解決でき、断るつもりだった商談が大きな取引に化けたということもあります。
また「ホウレンソウ」は、社内のすべての力を結集して仕事に専念できるメリットもあります。
自分一人では解決できないことも、社内あるいはプロジェクト全員の力を結集することで、思わぬ成果を生むことも少なくないのです。
1人ではできなかったことがチーム全体になるとまとまって力を発揮できるため、想像以上の成果を上げることが可能なのです。
報告
「報告」とは、上司からの指示に対する経緯や結果などを逐一知らせること。
仕事の上では義務といってもいい。
上司から仕事の指示を受けたら実行するだけでなく、受けた仕事の経緯や結果がどうなったかの途中経過や成果を報告する。連絡
「連絡」とは、横のつながりのある人たち同士で情報を提供し、共有すること。
同僚や仕事の関係部署などのメンバーとの情報のやり取り。
情報は多く発信するところに集まるという言葉がある。
連絡は仕事上での人間関係を密にするためにも忘れてはならない。相談
「相談」とは、何かのトラブルに巻き込まれたとか、上司の指示を仰ぐ必要が生じた時に、上司に相談すること。
相談して上司からの指示を受けた場合には、同じことを二度聞かないという姿勢で真剣に臨む。
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