エッジの効いたビジネスマンとは、他のビジネスマンとは違い、突出した成果や評価を受けている人のことを指します。
つまり女性から「あの人素敵!」とささやかれたり、上司から「あいつに頼めば大丈夫」と太鼓判を押されるような人物です。
ただ後者の「上司に見込まれる」、「上司からかわいがられる」ことは、部下にとって重要なことですが、これには善し悪しがあります。
実力があり、私利私欲がなく、すべての考え方、行動の軸を「会社のために」という基本に置いている…
理想的な上司に見込まれたのであれば、それは素晴らしいことです。
なぜなら、こういう「できる上司」は、間違いなく「実力」で部下を評価するからです。
できる上司に認められた部下は、「仕事ができる」という太鼓判をもらったようなものでしょう。
では、「できる上司」は、どんなふうに見込みのある部下をかわいがるのか?…
さらに難しい、重要な仕事やレベルの高い仕事をその部下に任せます。
上司の立場に立って考えればわかることです。
レベルの高い仕事は、よくできる人に任せて問題なく、確実に遂行してもらいたいと思うのは当然です。
そうして、できる上司に見込まれた部下は、成長するチャンスを得られるし、さらにはその実力をアピールするチャンスを次々にもらえることになります。
結果として、その部下は会社から認められて、評価をされて、社内で頭角を現していきます。
ただし、認められれば認められるほど、周りからのねたみも買うことになるでしょう。
「実力」や「結果」で見込まれたにもかかわらず、「上司にゴマをすっている」と陰口を叩かれるかもしれません。
もっとも、そういった「ねたむ人間」は、自分より実力があると認めた相手にしか「ねたみ」を抱かないものです。
その本音を口に出したりはしないでしょうが
内心では相手を認めています。
「ねたまれてナンボ」…
そのくらいの気持ちで、堂々と受け止めてください。
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「出る杭は打たれる」という言葉もあるように、もともと日本人は、他人の成功を賞賛するよりも、ねたんだり、ひがんだりしやすい国民性を持っています。
有名税ならぬ成功税のようなものとあきらめて、周りには盛大にねたんでもらうことです。
ビジネスの原理原則は「実力がすべて」、「結果がすべて」。
それらを兼ね備えているから、ねたまれるのです。
ねたみも「勲章」と割り切れば、気にならなくなるはずです。
逆に、自分の中に他人をねたむ気持ちが湧いてくるようなら、決してそれを口に出したり、行動で見せたりしてはいけません。
ねたむ気持ちは,自分に対する自信のなさの裏返しです。
恥ずかしいことです。
ですから、まずは自分に自信を持つために何ができるか考えてみてください。
「自分には無理なんじゃないか」
「自分にそれほど実力があるとは思えない」
「こういうご時世だから,成功できなくてもしょうがない」
何も始めないうちから、そんな「敗者の言葉」が出てくるようなら、すでにあなたは勝負に負けています。
戦う前から、いつでもあきらめられるように準備をしているようなものです。
仕事ができる人間になりたいのであれば、そういう言葉の裏にあるものを軽く考えてはいけません。
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