「ロジカルシンキング」のビジネスにおける必要性

目次

日本では「論理思考」あるいは「論理的思考」と置き換えられることが多い「ロジカルシンキング」…
この「ロジカルシンキング」は、果たしてビジネスにおいて必要あるのでしょうか。

そこで今回は、そんな「ロジカルシンキング」のビジネスにおける必要性に関して考察してみたいと思います。




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「ロジカルシンキング」のがなければ…



ロジカルシンキングしないとどうなるのでしょうか?…
しないときの典型的なパターンがいくつかあります。

例えば、仕事がモグラタタキになる状態は、ロジカルシンキング欠乏症です。
やってもやっても仕事が終わらない状態、先が見えない状態では、仕事の達成感は味わえないでしょう。

またロジカルシンキング欠乏症では、全体像が見えなかったり、同じ過ちを繰り返すことが多いです。
「なぜ失敗したのか?」を、論理的に原因究明しなければ、今までの経験やノウハウが積み上がらないからです。

失敗したことに対して原因究明がないと、失敗した事実だけが引き継がれ、タブー(禁止事項)を作ってしまいます。
たとえば、過去に新規事業をやって大失敗したとします。

過去に失敗したことを持ち出して「当社の新規事業は成功しない。二度と新規事業はやらない。」というのでは、失敗を成功に生かすことができません。
なぜ失敗したのか?…その原因究明が必要なのです。

交渉事でロジカルシンキングしないと、相手に主導権を取られてしまいます。
気が付いたら、相手の思うツボにはまっていたということにもなりかねないのです。




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「ロジカルシンキング」のビジネスにおける必要性


ロジカルシンキングすることで全体像を把握する習慣が身につき、体系的に考えることができます。
また、目標達成のために、ムダ働きの少ない最短距離を選択できるようになります。

すべての努力や活動を目標達成につなげることが重要です。
モグラタタキ状態では、体力を必要以上に消耗し、目標を見失います。
方向を見失い、何がどこまで進んだかわからなくなれば、目標達成に関係ないムダ働きが多くなるのです。

そして、やり直しや後戻りを最小限に食い止め、着実に目標に近づいていくことも大切です。
簡単な目標でない限り、一度で目標の達成をすることは困難です。

そこでロジカルシンキングによって、目標達成までのステップを明確にするのです。
ステップを確実に踏んで目標に近づくことで、やり直しや後戻りを最小限に食い止めることができます。

筋道を立てて考えるということは、それぞれの活動がバラバラではなく機能的に連携しているということでもあります。
論理的に矛盾がある活動は、実行段階において、相互の活動の整合性を確保するのに思わぬ調整時間がかかります。
ロジカルシンキングで、着実なビジネスの目標達成をめざしましょう。

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