仕事ができる人は「ラク」をして成果を上げている?
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成果を上げるためにはどうするべきか?と考えた時に、まずは様々な方法を自ら考え、それらを試す必要があり、人一倍の努力が必要だ、と考える人も少なくないのではないでしょうか。

成果を上げるために努力することはもちろん必要です。
しかし、全てに対して努力をする必要はないのです。
賢い人は、努力すべきところは一生懸命努力し、手を抜けるところは完全に手を抜いているのです。

それは一体どういうことなのでしょうか…




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仕事が出来る人はラクをして成果を上げている?


冒頭でもお話ししましたが、成果を上げるためには、ゼロからスタートしてさまざまな試行錯誤を重ね、より良い方法を見出そうと考えている人…
意気込みはとても立派だと思います。

しかし、実は仕事が出来る人はそれをやらないのです。

どういうことかと言いますと、成果を上げる方法や仕事の技術というのは、ゼロから築くより、すでにあるパターンを盗んで組み合わせるほうが、ずっと効率が良く、無駄がないからです。

例を挙げると、ある大学生協の売店で仕事をしていた方のお話です。

その方のお仕事というのは、書籍以外の食品、文具の補充発注、そして毎日の業務の一つがパン発注でした。
その売店で扱うパンは、およそ40種類。
前任者は、A、B、Cセットという3種類の注文パターンをつくっていました。
Aセットはメロンパン、カレーパン、アンパンなど主だったパンが各5、Bセットは各3、Cセットならメロンパン以外は全部各1、といったシンプルなものです。

今日にシンプルに注文パターンをまとめていたため注文も簡単で、前任者はパンの卸(おろし)から電話がかかってくると、「今日はBセット」「土曜日はお昼までの授業ですからCセットに」と、手短にすませていました。

当時、その方はその注文セットの根拠がわからなかったために、自らの考えの上、毎日違う組み合わせでパンを頼んで、もっと売れる注文方法がないか、検証してみることにしました。
「今日はメロンパン4つに、カレーパン6つ…」と40種類ものパンの注文を延々(えんえん)と読み上げ、翌日はまた微妙に違う組み合わせにし、そしてその結果、長電話になっていました。

1ヵ月後、その方が空回りの努力をしていたことがはっきりしたのです。
売店における仕事の成果とは売り上げですが、パターンどおりの注文の時はきれいに売り切れたパンが、その方のやり方では毎日余って赤字を出してしまいました。
お客さんは「あるものの中から3つ選ぶ」というような買い方なので、パターン化という大まかな方法で充分だったのです。
「まずは前任者の知恵を拝借してみよう」と納得してやれば、合理的かつラクに仕事ができます。
そしてもしそのやり方が自分に合わないのであればそこからまた良い方法を考えればいいのです。
まずは前任者のやり方でうまく回っていたのであれば、一度試してみることです。
そしてそこで余ったエネルギーを、もっと重要なことに費やせば、さらに成果は上がるのです。

その方はこの「小さな失敗」によって、仕事のルールを学ぶための大切な経験をしました。

しかし先にもお話したように、全部が全部にラクをしたら、成果は必ず下がってしまいます。
基本的なことは既存の方法に頼ってラクをし、細部を検証しながら、微調整していく方法がベスト。

これこそ、成果に結びつく「正しい試行錯誤」と言えるでしょう。




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