「炭水化物ダイエット」はそもそも本当に効果あるの?!

最近では炭水化物(たんすいかぶつ)の摂取を抑えてやせようとする…
「炭水化物抜きダイエット」が提唱されていたりしますよね?

ご存知のように炭水化物とは、三大栄養素「脂質・糖質・タンパク質」の「糖質」に当たり、糖質制限ダイエット、ロカボとも呼ばれることもあります。
さて、この炭水化物…
本当に炭水化物を摂らなければ、本当に体脂肪を減らせるのでしょうか?

まず炭水化物は大きく3つに分けられます。
構造の単純なものから単糖類、少糖類、多糖類という区分があり、あまり構造が複雑なものは人間が消化してエネルギー源とできないのです。

炭水化物は、おおむね多糖類のデンプンが人間の消化能力の限界なのです。
そのためウシやヤギが食べられる雑草を人間が食べても消化できません。

人間の脳がエネルギー源とするのはグルコース(ブドウ糖)で、人間が生存するには一定の濃度で血液にグルコースが含まれていなければなりません。
グルコースは、通常は食事で摂取した炭水化物を消化・分解することでまかなわれます。

しかし炭水化物を断つと、まず肝臓にたくわえられたグリコーゲンを分解することでグルコースを得るのです。
それが尽きると筋肉中のタンパク質が分解されアミノ酸となり、アミノ酸を分解してグルコースを生成します。
体脂肪を分解してグルコースを得る経路が人体に備わっていないので、炭水化物を減らしても体脂肪は減らないということになるのです。




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