説明はする側より聞く側にまわった方が得なわけとは?!
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相手に何かを説明する立場になった時…

「相手に納得してもらえるようにしっかり話さないといけないな」
「あまり相手を刺激しないように説明しないと…」

などと、必要以上に気を使うことはありませんか?

また、この人は一生懸命説明したところで、わかってもらえないだろうな…説明する価値があまりないな…などと思ったことがある人はいませんか?

説明する、ということはとてもエネルギーを使います。

そして、説明すればするほど、立場が弱くなるのが普通です。

もちろん説明するに値する相手には、しっかりと説明をしてあげる必要性がありますが、なるべく説明は自分がするより聞く側にまわった方が、何かと良い理由をお話したいと思います。




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説明はする側より聞く側にまわった方が得なわけとは?!


ソクラテスもこう述べています。

「論議というものは、およそ理由を尋ねたほうが勝ち」だと…。

例えば、あなたが友人と演劇を観に行ったとします。
観劇後、あなたは友人に率直な感想として、「あまりおもしろくなかったね」と言ったとします。

そこで相手が「どうして?」と尋ねたら、その理由を説明しなくてはなりません。
一通り説明しても、なおかつ「そうかなあ?」などと言われたら、演劇論や、つまる、つまらないの定義まで語らねばなりません。

議論ではないので打ち負かす必要はありませんが、「ああ、なるほど」とお互いが思うところまで落とし込まねばならなくなります。

友だちや大勢で見るスポーツについてさえ、細部の説明には多大なエネルギーが必要です。

だったら、大切な人や説明するに値する相手にだけ、その労力を費やしたほうが良いのです。

ましてや仕事であれば、自分が説明するよりも説明される側に立ったほうが圧倒的に有利です。

説明を聞く側に立てば、「自分が対峙(たいじ)することについて、恥をかかないようにどんな言葉を選べばいいか」、「理詰めでいかないと、この場は収拾がつかないかもしれない」、「喧嘩になったら困る」などという、余計な気を使わずにすみます。

その余裕があるからこそ、自分と違った意見を吸収したり、考えを深めて実力を蓄えることもできるのです。

多弁か寡黙かというもともとの性格もあるので、そう神経質になる必要はありませんが、自分が説明するのであれば「この人は一生懸命に話をするに値する
人だ」と思える相手に限定しましょう。

いくら歩きタバコが良くないことだといっても、街で見かける全員に注意して回り、公共道徳とは何かを説明する人はいません。

ある範囲内の人に無関心になるというのは誰もがやっていること。
どこかで線を引かなければ暮らしていけないのです。

仕事の同じチームのなかに「説明するに値しないな」と感じられる人がいたら、まずはその人に説明する側に回ってもらうようにします。

相手に説明させれば無駄なエネルギーを使うことなく、説明するに値しない人なのか否かの真偽も確かめられます。

いっさい口を利かないなどして避けて通るよりも、リスクが少ない現実的な対人術です。




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