あなたの周りにもいませんか?…報連相をしない人が。
報連相が当たり前、と思っている人にとっては、このような人が社内にいると大変仕事がしづらく、困りますよね。
社会人の基礎として最初に教わることの一つでもある報告、連絡、相談(ホウ·レン·ソウ)。
これをしない人は一体なぜしないのか?
報連相をしない人が周りにいる場合、どのように改善させれば良いのでしょうか?
さっそく見ていきましょう。
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報連相ができない人の原因は勘違いからくるものだった?!
報連相をしない人は、なぜしないのでしょうか…。
ただ単に、する必要があることを教わっていないのか。
やることはやっているし、自分だけ分かっていればいい、とめんどくさがっているのか。
できていないから報告できないのか。
自分はする必要はない、と思っているのか。
報告、連絡、相談(ホウ·レン·ソウ)というのは社会人として当たり前のことで、普通の会社なら新人研修で教えることですよね。
しかし、そのレベルのことをやってくれない人がいるものです。
考えられる理由の一つは「報告するだけの仕事をしていない」ということです。
「〇〇の件、どうなってる?」と近くで聞ければいいのですが、遠くの相手にメールで聞いて返事がないとなると、どうしようもありません。
「できていないと言うと怒られるんじゃないか」という不安がそうさせているのですが、連絡しないほうがもっと困るということがわかっていません。
もう一つ考えられるのは、ここでも特権意識です。
仕事に慣れてきて中堅どころになると、「自分は仕事ができる人間だ」と勘違いする人がたまにいます。
「経験も実力もある自分が、どうしてそんな下っ端のような振る舞いをしないといけないんだ」と、すっかりホウ・レン・ソウを卒業したと思い込んでいるパターンです。
どんなに特殊な才能や実績のある人でも、一人で仕事ができるわけではありません。
仕事は多くの場合チームプレーですから、ホウ・レン・ソウを怠れば必ず困る人が出てくるということを分かっていないのです。
全体のパフォーマンスが低下するだけでなく、小さな問題が大きな問題に発展することもあるので、リスク管理の一環としても徹底しなくてはなりません。
また、中途採用の人が多い会社では、ホウ・レン・ソウが当たり前だと思っている人と、あまり意識していない人との間で軋轢(あつれき)が生じやすくなります。
例えば、営業などで社外に出る際には、行き先と帰社時間を直属の上司に報告するのが一般的です。
しかし、小さい会社などでは元々ホウ・レン・ソウのルールや文化がないこともあります。
そういった会社で働いていた人は、転職して新しい会社に入ると「いちいち報告しないといけないのか」とショックを受けるでしょう。
それがだんだんストレスになり、そのうち報告もせずに外出するようになるかもしれません。
これは「前の会社では自分は許されていた。そのくらい偉いんだ」という特権意識が影響していると考えられます。
あるいは「縛られずに自由に働きたい」と思っているのかもしれませんが、これも特権意識によるものです。
こういう人に対しては、コミュニケーションを取りながら仕事を進めないとうまくいかないということをきちんと説明しなくてはなりません。
報告がないと周囲も困るし、自分も困ることになります。
「報告も面倒だけど、説教されるのはもっと面倒くさいな」と思われるくらいにしつこく注意しても問題ないでしょう。
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