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商談やミーティングなど、ビジネスマンは様々な人と会話や議論を交わします。
そんなとき、相手の話に耳を傾けたり、表情から話の真意を読み取ろうとするのは基本です。
さらに、ここでは話の内容や表情だけではなく、腕を組んだり、身振り手振りに隠された相手の心理について、ご紹介しておきたいと思います。
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腕を組む人の心理
プレゼンの時、居並ぶクライアントの中に腕を組む人がいると気になりませんか?
実は腕組みには2つのタイプがあり、それぞれに異なった心理メッセージが潜んでいるのです。
まず、肩をせり上げるようにして、高い位置で腕を組む人がいます。
これには「自分はエライ、強い」と相手を威圧する気持ちがあるのです。
クライアントなら「話を聞いてやるから、やってみろ」というところでしょうか。
低い位置で腕を組む人は、心臓を守ろうとする意識の表れだと考えられます。
つまり、防御の姿勢なのです。
もしかしたら、プレゼンを受けることに対して緊張しているのかもしれません。
ただ注意したいのは、この防御の姿勢は、相手を受け入れようとしない拒否の姿勢へとつながる可能性もあるということです。
低い位置で腕を組んでいる人がいたら、後で面倒な質問を投げかけるかもしれないので、用意周到な説明を心がけましょう。
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身振り手振りに隠された心理
自信のなさや不安を隠そうとする気持ちが大きな手振りとなつて表れることがあります。
議論に負けそうになった時に相手を指差したり、受けを狙って大きな身振りで話をして相手をひきつけようとすることです。
身振りや手振りをオーバーにすることで、自分を必要以上に大きく見せたり、話を面白そうに感じさせて関心を得ようとするわけです。
こういった癖のある人は自己中心的で、思いやりに欠ける傾向が強いため、付き合い方に気をつける必要があると言えるでしょう。
指を噛んだり、やたらに唇に手を持っていく人は、精神的な幼さが残っていて自立しきれていない傾向にあります。
こういった動作の原型は赤ちゃんの”指しゃぶり”なのです。
つまり、甘えと安心感を求める気持ちの表れているということですね。
そういった人は自分でなかなか物事を判断できない人である場合が多く、意見やアイデアなどあまり期待しない方が良いかもしれません。
このように会話中、相手の考えを読みとろうと視線ばかりに注意がいきがちだが、実は「手は口ほどにものを言い」と言えるほど、人間の心理は手に表れているケースが多々あります。
これからは話の内容や表情に加えて、そんな手の動きにも注意をしておきましょう。
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