何かと人と比べたがる人がいます。
もしくは、比べたくなくとも、癖でどうしても比べてしまう…という人もいるかもしれません。
さて、この「比べる」ということ。
使い方によってはいいようにも、悪いようにもなります。
「癖で常に人と比べてしまってしんどい…この性格を変えたい。」と思っている人は、きっと悪い使い方しかできていないのでしょう。
その癖をいい方向に使えれば素晴らしい力になります。
それには比べる対象を冷静に判断する必要があります。
それでは詳しくみていきましょう。
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人と比べる癖を上手に利用するには?!
「比べる」と同じような意味で「競争」という言葉があります。
例えば、スポーツ選手のようにライバルと競争することは、前向きなやる気をかき立てます。
一人ではとても頑張れない、ライバルや競争相手がいるから苦しい練習も乗り越えられ、頑張れる、という人も多いでしょう。
このように人と比べることによって、自分が思っていた以上のパワーが出せることがあるのです。
「人と比べる」という癖を良い方向に使うための原則は、「変えられないものについては、絶対に比較も競争もしない」ということです。
例えば、自分がどんな家庭に生まれたかということは、自分の力では変えられません。
ですから「あいつの家は裕福でいいよな」とか「それに比べてうちは…」と考えてもどうにもならないし、それは競争心ではなく嫉妬心です。
そして人は、他者を嫉妬すればするほど自分が嫌いになるし、ストレスがたまっていき、悪い方向にしか向かいません。
自分の「変えられるもの」と「変えられないもの」については、冷静に判断できる目を持たなければならないのです。
また、他者と自分を比較するとき、多くの人は「相手の長所」と「自分の短所」を比べてしまいます。
これでは気が滅入ってくるのも当たり前で、わざわざそんなところをピックアップして比べる必要はありません。
競争とは、自分と相手が同じフィールドに立ち、同じルールの下で、同じ地点からスタートすることによって初めて成立するものです。
競争は、物事を継続するのに大切な要素ではありますが、取扱い方を間違えると大変な目に遭ってしまいます。
人と比べそうになった時、まず自分の「変えられるもの」と「変えられないもの」を冷静に判断しましょう。
そしてそれが「変えられないもの」であれば、それを受け入れる勇気を持ちましょう。
そうすることにより、自分とうまく付き合っていけるようになるでしょう。
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