職場にいる攻撃的なネチネチタイプの上司のメンタルとは?!

あなたの職場の上司はどのようなタイプでしょうか?

仕事が早くて頼りがいがある上司。
厳しいが、信頼のおける上司。
様々なタイプの上司がいる中で、良い上司に恵まれれば最高ですが、上司と合わなくて困っている人も多いのではないでしょうか。

傲慢で独りよがりな上司。
責任感が全くなく、頼りない上司。
そして、ネチネチとした嫌がらせを繰り返す上司もいます。

このネチネチとしたタイプは、はっきりとした分かりやすい攻撃をしてくるわけではありませんが、それが反対に厄介なのです。

何が目的で地味な嫌がらせをしてくるのか…
心の中では何を考えているのか…

今回は、このタイプにスポットを当てて、みていきたいと思います。




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職場にいる攻撃的なネチネチタイプの上司のメンタルとは?!


ネチネチしている…と聞くと、男性よりかはどちらかというと女性の方をイメージしやすいのではないでしょうか。

実際に、男性は女性に比べてさっぱりしていると言われますが、時折こうも言われているのです。

「男の嫉妬は女よりもネチネチしている」

では、どのようなところで男性は嫉妬心が芽生えやすいのでしょうか。

男性は女性よりも仕事上の立場を気にするものです。

過去にどんな実績を残したか、自分は今どんな地位にいるのかといったことに、女性以上にこだわります。
そのため、仕事では周囲の人間に対して嫉妬深くなることが珍しくありません。

嫉妬の対象は、自分の立場を脅(おびや)かす同期や部下です。
役職を奪われるかもしれないという恐怖、周りから「部下より出来の悪い上司」と思われて威厳を保てなくなるかもしれないという恐怖が嫉妬の正体です。

17世紀のフランスの名門貴族、ラ・ロシュフコーに言わせれば、嫉妬とは「我々が所有している幸福、もしくは所有していると思い込んでいる幸福を守ろうとするために生じる」ものとされています。

今の幸福(地位)を守りたいがゆえに、嫉妬深くなった上司はさまざまな嫌がらせをするようになります。

「半沢直樹」の世界のように遠くの支店に飛ばすように画策したり、不正の罪を被せたりということも実際にありうるでしょう。
大和田常務のように自分では手を下さず、忠実な部下を通じて攻撃してくるので本当の敵が見えにくいこともあります。

このように最も厄介なのは、攻撃していること自体を相手に気づかれないようにしていることなのです。

大がかりな嫌がらせはされたことがないという人も、上司から小さな嫌がらせを受けた覚えのある人は多いでしょう。
主な攻撃手段は「忘れる」「何もしない」「遅らせる」の3つです。

1つ目の「忘れる」は、部下との約束を忘れてしまう(ふりをする)行為です。

例えば、打ち合わせの約束をしておきながら「忘れていた」と言って別の会議に行ってしまう。
これをされると、部下も予定が狂ってしまいます。
上司の許可がおりないと先に進めないような案件があると、数日の遅れが発生してしまうこともあります。

「何もしない」は、まさに何もしないことです。
退職者が出て人員補充を申し出ているのに、対応してくれないなどの嫌がらせです。

「遅らせる」は出張経費の申請を出しているのに、なかなか承認してくれないなどの嫌がらせです。

これらの行為の特徴は、攻撃側が動かなくてもできる「受動的攻撃」であるということです。
一つひとつの出来事がとても小さく、部下が嫌がらせだと気づかないこともあるでしょう。
それが上司の狙いでもあります。

仮に気づかれても、それを否定することで、その部下に対して「被害妄想のある人物」というマイナス・イメージを植えつけることができるのです。

自分の地位を守ろうとする男性上司は、ターゲットに気づかれないように攻撃してきます。
何かおかしいな…と感じたら、上司の行動をよく観察して、振り回されないように用心することが必要です。




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