近い未来でロボットに仕事を奪われることは決定している件

科学の進歩はまさに日進月歩(にっしんげっぽ)…
本当に毎日のように、どんどん進歩しています。
中でもロボット産業は間違いなくこれから大きく事業分野が広がっていくことでしょう。

しかし「ロボット産業が進歩すれば暮らしが便利になるし、いいことだ」…
と考えているビジネスマンはちょっと注意が必要です。
なぜなら、このロボット産業の発展があなたの職(仕事)を脅かすことになるかもしれないからです。




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近い未来でロボットに仕事を奪われることは決定している件


ひょっとするとビジネスマンの中には、人工知能とロボットの技術革新がすさまじい勢いで進んでいけば、いずれ、これまで人間にしかできないと思われていたいくつかの仕事が機械によって奪われていく可能性があると感じている人も少なくないのではないでしょうか。

おそらく、その可能性は十分にあります…
むしろ問題は、どの程度の仕事が人工知能やロボットによって奪われるのかということなのですが、すでにいくつかの機関によって調査が行われており、ビジネスマンを絶望のどん底に突き落とすような衝撃的な調査結果が発表されているのです。

オックスフォード大学で人工知能の研究を行っているマイケル・A・オズボーン氏は論文「雇用の未来」の中で、10~20年程度でアメリカの総雇用者の実に47%もの仕事がオートメーション化されてしまう可能性があると指摘しているのです。
また、イングランド銀行のチーフエコノミストが発表したところによれば、イギリスでも20~30年以内に総雇用者数の約50%にあたる仕事がオートメーション化されてしまうだろうと予測しています。

オズボーン氏が米国労働省のデータに基づいて、合計702の職種のうち、どの職業がどれくらいの確率で機械によって消えたり、なくなったりするかをリストアップしています。
それによると、90%以上の確率で機械に奪われてしまう仕事のリストには、銀行の融資担当者、保険の審査担当者、給与・福利厚生担当者、簿記·会計·監査の事務員、金融機関のクレジットアナリストなどが並んでいます。

いずれも現時点ではある程度の学歴や知的能力がなければ就くことができない仕事ですが、人工知能の方がはるかに効率的に行えるということで、なくなってしまうのがほぼ確実視されているのです。

それでは、職人のように手に職をつければ安泰かというと、必ずしもそうではありません…
3Dプリンターなどをはじめとする加工技術の飛躍的な進歩により、義歯製作技術者、手縫いの仕立屋、塗装工なども絶滅の危機に瀕することになりそうなのです。

また、「週刊ダイヤモンド」は、アメリカの職業別就業人口と平均年収から労働市場を割り出し、オズボーン氏の論文をもとに「機械に奪われそうな仕事ランキング」を作成しているのですが、その内訳も驚くべきものなのです。
最もなくなる確率が高い仕事の第1位は何と「小売店販売員」、第2位が「会計士」、第3位が「一般事務員」だったのです。

もちろん、機械によって奪われる仕事ばかりではなく、技術革新が進むにつれて、新しく生まれる仕事もあるでしょう。
しかし、そういった新しい職業がどの程度の労働人口をすくい上げてくれるのかは全く未知数なのです。
今後のビジネスマンは、このことを踏まえた上で身の振り方を考えなければ、気づいたときには手遅れだった…
ということも大いにあり得るのです。

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