ビジネスマンの中には朝型タイプの人と、夜型タイプの人がいるかと思います。
「自分は夜型だから、朝起きるのが苦手だ」…
という人は、「ただの言い訳」と一蹴された経験はないでしょうか?
人間には、確かに「朝型・夜型・中間型」の区別があることが、科学的に明らかになっています。
その体質は遺伝子レベルで決まるという研究もあり、生活習慣は関係がないというのです。
努力で夜型を朝型に(あるいは朝型を夜型に)変えるのは限界があるようなのです。
24時間を周期とした活動と休息の変動を「概日リズム(サーカディアンリズム)」といいます。
一般的に「体内時計」として知られているものです。
人間の体内時計は、外界の時計である太陽の運行に従うと、光のある日中に起きて活動し、夜に休息するのが標準的(中間型)です。
朝型の人は、活動のピークが中間型よりも、やや早めに訪れるため起床·就寝も早くなります…
また夜型の人はその逆で、活動のピークが標準よりも遅いので、起床·就寝が遅くなるのです。
ちなみに、巷(ちまた)で耳にする「朝型の方が、仕事の能率が良い」というのは本当でしょうか?…
ある調査によれば、朝型の人は規則的、集団的な職場や仕事に向いており、農業、公務員などが例として挙げられています。
一方で夜型の人は、個人的な活躍や成果が求められる職場で評価され、単純にどちらが良いと結論づけることはできないようなのです。
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