モンドセレクションの実態…世界的には知られていない?!

「モンドセレクション」…
その名をわが国に広めたのは、某メーカーのビールCMでした。
「3年連続最高金賞受賞」というフレーズだったかと思います。

「モンドセレクション」は、食料品、化粧品、ダイエット・健康を中心とした製品の技術的水準を審査する民間団体で1961年に創設されました。
本部はベルギーにあります。

毎年行われる審査に、世界各国の企業が自身で製品をエントリーし、1製品につき平均1100ユーロ(約13万円)の審査料を支払います。
ちなみに授賞式への交通費も自腹だとか…

審査基準は味、香り、パッケージ表記の真実性などといわれています。
100点満点中90点以上で最高金賞、80点以上で金賞以下、銀賞、銅賞と続くのです。

また、受賞者は広告やパッケージにメダルデザインを使用できます。
賞の有効期限は3年で、3年連続で最高金賞を受賞すると、「インターナショナル・ハイクオリティー・トロフィー」が与えられ、永久使用できるのです。

「モンドセレクション」は2016年度は84カ国、975社から2938点の製品がエントリーされました。
データは大陸別にしか明らかにされていませんが、アジアが792社2117点の製品とダントツで、そのほとんどが日本企業であると見られています。

それはなぜか?…
理由は日本以外には全く知名度がないからだと言われているのです。
しかし日本では「凄い賞なんだ…」という認識が何となく根付いているようですが…

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