2017年1月、ドナルド・トランプ氏が大統領に就任して以来、アメリカと北朝鮮との緊張状態が続いています。
アメリカは、核とミサイル開発を止めない北朝鮮への警告を目的に、世界最大の原子力空母「カール・ビンソン」を朝鮮半島周辺に配置しました。
また日本や韓国と合同軍事演習をしてみせたのです。
北朝鮮が初めて核実験を行ったのは2006年…
以降、2009年、2013年、そして2016年には2度実施し、さらに、アメリカ本土を狙う「大陸間弾道ミサイル」の発射実験も次々と敢行しています。
中国軍やロシア軍も北朝鮮国境に配備済みとの話も流れ、世界がアメリカ・北朝鮮を息を潜めて見守っている状況です。
直近では、北朝鮮は2017年7月4日、大陸間弾道ミサイルの発射実験に成功したとされました(北朝鮮の国営メディア・朝鮮中央ニュース発表)。
ミサイルは約40分間飛んだ後、日本の管轄権が及ぶ水域(排他的経済水域内)に落下…
識者の見立てでは、現状、北朝鮮のミサイルはアメリカ本土まで届く段階まで到達していないといいます。
では、そのターゲットがアメリカではなく日本ならどうでしょうか?
言うまでもなく、日本はアメリカの同盟国で、各地に在日米軍基地がある。
つまり、日本を撃つことが、北朝鮮にとってはアメリカを攻撃したことにも成り得るのです。
北朝鮮が日本をターゲットにミサイルを発射すれば、到達まではほんの数分…
国民には各市町村の屋外スピーカから「全国瞬間警報システム=Jアラート」の警報や、携帯電話のエリアメール・緊急速報メールで情報が知らされるが、時間的猶予は長くて3分ほどでしょう。
北朝鮮はVXガスやサリンなどの化学兵器や、広島や長崎の2倍以上の威力と言われる核弾頭を保有しているとも言われています。
もし、最悪の事態が起こってしまったら、どうすればいいのでしょうか。
都会なら、地下街や地下鉄に逃げ込みましょう。
近くに地下が無い場合は、頑丈な建物に避難して可能な限りドアや窓を密閉し、建物の中央部で身を低くします。
そして、建物がなければ物陰に身を隠したり地面に伏せて持ち物や両手で頭部を守るのです。
万が一、近くにミサイルが落下したとなったら口と鼻をタオルや衣服で覆って直ちに風上に逃げましょう。
何よりも、まずはパニックにならないことが肝心なのです。
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