毎月、書類あるいはネットで確認できるクレジットカードの支払い明細…
この中に、購入した覚えの無い項目があったら、あなたどうしますか?
もし財布と一緒にカードを落としていたら、第三者に不正利用された可能性も高いでしょう。
けれども慌てる必要はありません。
全てのカードには盗難保険が付帯されており、その損害は保険会社が負担してくれることになっているからです。
カード所有者に金銭的な実害は無いのです。
ただし、これはあくまで自分に非が無い場合…
過失が認められた際には自業自得とみなされ、保険の適用外となる可能性があるのです。
具体的に注意すべき例を紹介しておきましょう。
➀カードの裏面にサインが無い
サインは「このクレジットカードは自分のもので間違いない」ということを証明する大切な証拠です。
記入が無ければ重大な過失と判断され、補償を受けられない恐れあります。➁簡単な暗証番号が設定されている
カード決済ではサインの記入か、暗証番号の入力が必須…
後者の場合、第三者でも正しい4桁を打ち込んだら買い物が可能です。ただ、暗証番号は本人しか知り得ないもの…
これを仮に他人にでもすぐバレるような番号に設定していたらマズいのです。例えば、誕生日や携帯番号の末尾4桁などです。
落とした財布にカードと一緒に免許証や名刺などが入っていれば、盗用される危険性は大で、自己責任にみなされます。➂補償期間が過ぎている
カード会社の規定によっても異なるのですが、盗難保険が適用されるのは、盗難・紛失事故が発生した日から60日から90日…
この期間を過ぎてから届け出ても、損害は自己負担となります。➃インターネットでの利用
ネットショッピングではサインなどの本人確認が無くとも、クレジットカードの番号や有効期限などがあれば、買い物が可能です。
比較的認証が甘く、利用者を確認することはカード会社にとっても非常に困難なため、オンラインでの不正利用は補償の対象外としている会社もあるのです。➄家族が利用した
身近な人間にカードを使った場合自己責任とみなされます。
これは家族に限らず、同居人や交際相手が無断で利用した場合も管理不足と判断され、補償は受けられないことが多いのです。
盗難保険の適用は、あくまで自分に非が無いケースが対象です。
甘く考えていると、全額負担もあり得るので厳重に注意しておきましょう。
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