目次
性差学という学問があります。
男性と女性とでは考え方、行動の仕方が、こんなにも違うという点を研究するわけですが、むずかしいことは抜きにしても、日常の態度や言葉、行動における男女差というものを知っておくと、ずいぶん役立つことが多いものです。
ここでは女性が言う「イヤ」や、「もう」などの言葉の裏に隠された心理とは一体どういうものなのか…
女性の本心をみていきたいと思います。
Sponsored Links
女性の「イヤ」の見分け方や意味
一番端的な例が「女性が使う否定形」の意味です。
女性は男性に対して「イヤー」という言葉をよく使います。
この言葉については、昔から「イヤよイヤよも好きのうち」などと、女性は口に出す言葉と心で思っていることは反対だから、否定されたらOKだと思っていいのだ…
といわれてきました。
しかし、これを律儀に実践したら、どうなるでしょうか。
例えば、女性をホテルに誘うとします。
「ねえ、ちょっと、ここで休んでいかないか」
「…………」(返事をしない)
「ねえ、いいだろう?」
「イヤーやめてよ」
女性の「イヤー」が発せられると、気の弱い男性、やさしい男性は、拒否されたと思って、その行動をやめてしまいます。
では、強引な男性がさらにしつこく迫ることで、彼女をホテルに連れこむことに成功するでしょうか。
むろん成功する人もいるでしょうが、その確率は、いいところ五割くらいのものでしょう。
ということは、女性の半分ぐらいは、しつこく誘っても失敗します。
となれば「女性のイヤはイイのうち」は成り立たないことになってきます。
いったいどちらが本当なのか?…
やはり昔からいわれてきたほうが正しいのです。
女性は口では否定しても、心や体ではOKしていることの方が圧倒的に多いのです。
要は誘い方なのです。
もし、女性が肯定も否定もしないのなら、それは暗黙の了解だと判断したほうがいいでしょう。
ホテルへ行くなら、行く先をいわずに「そろそろ行こうか」ぐらいの言葉で、さっさと行動に移せばいいのです。
イヤなら女性は絶対にホテルの入口を通ったりはしません。
特に若い女性ははっきりとものを言いますから、本当にイヤなものは「イヤー」ときっぱり否定するケースも少なくありません。
ここで強引に誘ったら、ひっぱたかれることでしょう。
だいたい、女性に「ねえ、いいだろう?」などと聞くのは野暮なのです。
一番はずかしいことを、面と向かって聞かれて「いいわよ、行こう、行こう」などという女性はめったにいませんから、こういう場合は、腕をとって黙って、あるいは全然関係のない話でもしながら スタスタ入っていってしまうことです。
「気がついたら抱かれていた」…
これが理想的な誘い方なのです。
他に「ダメ」という否定形もあります。
「ダメ」がどのようなときに発せられるかというと、これは倫理性が入ってきた場合の否定であることが多いといえます。
例えば、人妻が誘惑されたとき、最初に発する否定の言葉は「イヤ」ではなく「ダメ」でしょう。
「イヤ」は自分の胸三寸で「イイ」方 に転化しますが、「してはいけないこと」の場合に「ダメ」が出てきます。
よって、それだけ否定は強いといえます。
「ダメ」のうちは、機がまだ熟さずです。
少なくとも「イヤ」になるまで、気長に待つほうがいいでしょう。
「ダメ」を強引に押すと、トラブルになりますので気をつけましょう。
Sponsored Links
女性の「まだ」・「もう」の見分け方や意味
女性の言葉つかいは複雑です。
特に男性が誤解してしまうのが「まだ」と「もう」の用法の違いです。
例えば、デートをしていて、女性が腕時計を見ながら「もうこんな時間…」といったときは、時間は遅いかもしれませんが、「まだ話していたい」という気持ちがあります。
つまり、あなたと一緒にいることを望んでいるのです。
逆に「まだこんな時間…」というときは、「もう」というときよりも、そのデートにのっていないと解釈できます。
ご存じのように、時間の長さには心理効果が働きます。
待たされるときの五分間は、イライラするほど長いですが、待たせるときの五分間はあっという間です。
ということは、女性が「もう」といったときは、時間のたつのが通常の自分の時間感覚よりも早かったということ…
それだけ熱中し、興奮していたということです。
逆に「まだ」が出るときは、あまり楽しくないときなのです。
つまり女性が、「あら、もうこんな時間なの」といったときは、「もうちょっといいじゃないか、あと三十分だけ」といってあげたほうがいいのです。
そのかわり「あら、まだこんな時間なの」といったら、「そろそろ帰ろうか。送っていくよ」と終わりにしましょう。
女性がのっていないときは、早く帰して次の機会を狙うほうが賢明です。
こんな時は、自分とのデートが楽しくなかったのではないか…と落ち込むかもしれませんが、もちろん、その日のデートを彼女が楽しめなかったのは、すべてあなたに責任があるとはいえません。
女性自身の体調や心配ごとのため、そちらに気をとられていた場合もあるからです。
だからこそ形勢不利なときは、引きぎわもあっさり、さわやかな印象を残すべきなのです。
名残惜しそうにズルズルと時間を引き延ばすより、よっぽど女性に対する印象は良くなります。
Sponsored Links
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
これ書いた人、頭おかしいんじゃないの?
普通「帰りたいなー」と思っているときほど帰らないといけない感じを出そうとして「もうこんな時間!」ていうけど?
女性の大半は小さいときから「従順さ」を求められ育てられるから、連れて行かれるほうへ歩いていくし、ホテルの前とか全然通るわ。
一旦関係をOKしたあとでなにか恥ずかしい行為の内容について言う場合ならともかく、ほんとうに好きな相手には「イヤ」と言わない。夜を共にしたい相手に時間のことを言い出したり、自ら可能性を潰してしまうような行動は女だってしませんよ。「イヤ」は嫌だという意味です。
「好きの内」なんていまだに信じてるおっさん共はどうかしてる。