なぜ女性は記念日が好きで男性よりも良く覚えているのか?

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彼女や奥さんに「今日は○○記念日だね」と言われたことのある男性は多いのではないでしょうか。
言われて初めてそのことに気がついたり、「え、そうなの?」と感じた男性も多いでしょう。

そもそも、なぜ女性は記念日が好きで、またそのことを良く覚えているのでしょうか?…
今回はそんなお話をしたいと思います。




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なぜ女性は記念日が好きで良く覚えているのか?



結婚記念日に初デートの日、告白された日に初めてもらったプレゼントなど、女性はいろいろな記念日や出来事をよく覚えていることが多いものです。
男性の場合、結婚記念日くらいは覚えていても、それ以外の日はからきし覚えていないのが普通でしょう。
なぜ、男女のこういう差はどうして起こるのでしょうか。

この理由に基本的に女性は保守的で、性に関しては、外に出ていって、冒険的なことをする側面もある一方で、子供ができたあとは、平穏な生活を守る必要があるからだと考えられます。
だからこそ、女性は身の回りのことをよく覚えているのです。

あのときはああだった、このときはこうだったといった私的なことをしっかり記憶しているのです。
過去の政変とか大事件よりも、結婚記念日とか自分や夫、子供の誕生日、あるいは、誰々さんはいつ何をプレゼントしてくれたとか、そういう私的なことをよく覚えているのです。

男性は誰に何をもらったかなんて、ほとんど覚えていません…
覚えているのは、珍しい物をもらったときくらいでしょう。

男女のこうした違いは小説にも現われます。
私小説の作者は女性の方がずっと多いのです。

私小説は作者自身が体験したことを基礎にして、物語りやら心境やらを綴っていく作品です。
ブログなどを見ても、女性は日常の出来事を事細かに書きます。

散歩中にイヌの〇〇が他の大きなイヌに吠えられたとか、今日は中学の同級生とどこそこでランチしたとか、会社でちょっとうれしい出来事があったから今夜は高いワインを開けたとか…
こまごま書いています。
そしてイヌの〇〇や食べたランチや飲んだワインの写真をブログにアップしたりもします。

男性からすると、そんな面倒くさいことを…と感じる人も多いでしょう。
こうした行為の背景には身の回りの人に「認められたい」という欲求があるのではないでしょうか。

社会に認められたいというよりも、自分の身の回りの人に認められたい…
学生時代からの友人だったり、ママ友だったり、会社の同僚だったり、そうした身近な人たちに認められたり、褒められたりしたいとという気持ちが働いているのではないでしょうか。




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男女の脳の違い



先程もいいましたが、私小説を書くのは女性の方が多いのですが、歴史学者の場合は女性の方が少なくなります。
歴史は身の回りだけでなく、より広い世界を見ないといけません。

また書物をもとに研究することが多いために、自分の体験とは関係ないのです。
そういう意味では、数学と共通する点もあります。

どちらかと言えば、女性は数学や歴史よりも、生物学などの実験科学の方が好きな人が多いのではないでしょうか。
科学の実験は料理と似ています。

料理は手順や火加減のあんばいなどが重要です。
実験も手順や加減などが大切…
それに料理も実験も、全体に気を配らないといけません。

そうしたことは、脳梁(のうりょう)の大きな女性の方が得意なのです。
女性は左脳と右脳の両方で、つまり脳全体で考えることができるからです。
実際、動物の飼育や細胞の培養などは、男性より女性の方が上手な人が多い傾向にあるのです。




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