プライベートで起きた問題でも会社は処分できるのか?
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たとえば意図しないかたちで、突然プライベートでネットトラブルに巻き込まれてしまった…
こんなことがあったとします。

会社には全く関係のないことですが、これ以上トラブルが大きくなって、会社にバレたらさすがにまずいのでしょうか?
そしてプライベートのこととは言えども、万が一この事が会社にバレた場合…
何か処分を与えられるのでしょうか?




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社内外でのネットワークトラブルが・・・会社にバレたらどうなるの?


もしもプライベートでなんらかのネットトラブルに巻き込まれた場合…
会社での処分対象なるのでしょうか?

その場合、現状ではバレたとしても処分対象にはならない可能性が高いでしょう。
ただ、このケースが会社の業務に著しい影響を与えるようになれば話は別です…
なぜなら職務遂行に関係がないとはいえ、企業秩序順守義務に反することになり、処分対象になりえます。

また、そのトラブルが刑事事件に発展した場合は懲戒処分の対象になり、会社の名誉を著しく失墜させたと客観的に判断できる場合は懲戒解雇の可能性もあるのです。
実際にプライベートのトラブルが処分の対象になり、それが裁判所によって判断された例があります。

鉄道会社の従業員が繰り返し行った痴漢行為により罰金刑を受け、懲戒解雇処分を受けました。
従業員は処分が重すぎると争いましたが、従事する職務に伴う倫理規範として、決してそのような行為を行ってはいけない立場にあるとして、この処分は妥当であると判断れています(東京高裁判決 平15.12.11)。

一方で、従業員が酒に酔って他人の家に侵入し、住居侵入罪に問われ、それが噂になって広まったことにより会社から懲戒解雇処分を受けた事件があります。
これに関しては罰金が2500円と低額であったことと、従業員の立場が一工員であって指導的立場にないことから、懲戒解雇を無効とした判決が出ています(最高裁第三小法廷判決 昭45.7.28)。

したがって、会社の体面を傷つけない程度のトラブルなら会社は見逃しますが、それが大きな問題になった場合は、本人の職場での立場や刑の程度、行為の内容など総合的な判断により処分が下されると考えましょう。
プライベートの問題はごとが大きくならないうちに解決しましょう。

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