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子どもの頃に「暗い部屋で読書するな！目が悪くなるから」と言われた人は多いでしょう。
今の子どもだと暗い部屋でスマホやゲームするな！…
と言われているのかもしれませんね。

ただ、この昔から言われてきた暗い部屋で読書すると視力が低下するという話…
実は最近の研究で覆されてしまったかもしれないのです。

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暗い部屋で読書しても視力は低下しないって本当？！

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育ちざかりの子供を持つ親世代は、子供の頃に親から「目が悪くなるから、暗いところで本を読んではいけない」と口を酸っぱくしていわれた経験があるでしょう。

ところが最近、この常識までもが覆されようとしているのです。
2011年、イギリスで2500人近い健康データを分析した研究結果が発表されました。

それによると、暗い場所で目を使う作業と近視の発症率は、何の関係もなかったというのです。
では、暗い場所での読書が関係ないとすると、近視の原因は何なのか？…

2012年にケンブリッジ大学が行った調査では、幼少期から10代後半にかけて外でよく遊んだ人ほど、視力低下の可能性は低く、日光を浴びる時間が週に1時間増えるごとに、近視の発症率が2%ずつ下がるという結果が報告されました。

つまり、「子供の頃の外出時間」が原因だというのです。
日光と視力の関係はまだ不明な点が多いのですが、一部には日光を浴びることで脳内ホルモンの一種「ドーパミン」が増え、これが目の成長を促進するとの説があります。

結論としては、「本を読む、読まない」にかかわらず、家にこもっていると目が悪くなるということ…
やはり子供は、元気よく外で遊ぶのが一番なのでしょう。