ご存知でしょうか?…
女性たちの中で、美容師さんが1ミリしか髪を切らない美容院が流行っているといいます。
美容院なのに、なぜ髪を切ってあげないのか?…
それでは、サービスにならないのではないか?…
と男性なら思うでしょう。
しかし、そこは女性と男性の心理の違いなのです。
男性は、伸びた髪を短くするという、ただそれだけのために散髪に出かけます。
その他の理由などはありません。
ところが、女性はそうではないのです。
女性にとって美容院に行くのは気分転換なのです。
「ちょっとイヤなことがあったから髪でも切ってこようかな…」という女性の心理は、男性にはわかりにくいものです。
けれども、女性が美容院に行くのは、男性がちょっと気晴らしにパチンコに出かけるようなものだと言えば、少しは理解できるのではないでしょうか。
女性にとって、美容院に出かけることは今までの自分とは違う自分に変身できるような心理作用があります。
つまりは、変身願望を満足させてくれる場所が美容院なのです。
男性のように、ただ髪を切る場所ではないということですね。
また、女性は髪を大切にしているし、髪を触っていると、気分が落ち着いてくるという効果もあります。
不安や緊張を感じた女性が自分の髪をよく触るのは、そうすることによって気分が落ち着くからなのです。
ハーバード大学のシェリー・ゴールドバーグが、仕事の面接を受けにきた男女の動作を分析してみたことがあります。
実験的に面接状況を設定したのは、面接を受けるときにたいていの人は緊張するからです。
その結果、緊張した女性は自分の髪をよく触ることが判明したといいます。
一方で男性は首や顔などをよく触っていたそうです。
kの結果からも、女性は髪を触ることによって気分を落ち着かせることが多いということがわかりました。
女性は、髪を触ることによって安心することができるし、また髪を切ることによって、気分転換をはかることもできるのですね。
女性が「あ~美容院にでも行ってこようかな?」としゃべっているのを聞いたら、「あ~、気分転換でもしたいな」がホンネなのです。
決して髪が切りたいというわけではないのです。
よく、「失恋した女性は、髪を切る」といわれますが、確かに失恋をして気分が落ち込んだ女性は、髪を切ることによって気分転換をはかることもできるでしょう。
美容院に行きたがる女性は、それだけ気分転換を必要としている…
すなわち、毎日ストレスを感じているのかもしれないのです。
もし、ストレスを感じていなければ、そんなに頻繁に美容院に行く必要も感じないはずですからね。
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