ビジネスマンの制服であるスーツは、似たり寄ったりな為、差をつけにくいところがあります。
そこで差をつけるとしたら、小物で勝負をするしかないのですが、カバンも差をつけられる立派なアイテムの一つでしょう。
ではどのようなカバンを持てば良いのか…
ここでは不動産業のビジネスマンに絞って考えてみましょう。
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不動産の営業マンの鞄は大きさで勝負?!
最近は、スーツ姿でもリュックサックを背負っている若いビジネスマンがいますが、カジュアルすぎてとても住宅を売っているようには見えません。
リュックほどではないですが、ショルダーバックでも、まだ違和感がありますし、このタイプのカバンはスーツがシワになりやすいでしょう。
これらを身につけても余りある個性的魅力があなたにあれば別ですが、住宅営業にはやはり手提げがマッチします。
カバンの大きさは、一般のビジネスマンであれば、必要最小限のツールを納めるに足る軽くて小さいカバンを薦めるところですが、住宅営業の場合、必ずしもそうはいきません。
なぜなら、持ち歩かなければならない材料が非常に多いからです。
それならいっそのこと、と大手住宅メーカーのトップセールスマンは考えました。
「営業ツールを全部入れて持ち歩けるカバンにしよう」と。
彼のカバンはまるでボストンバッグのようですが、その中には営業道具一式が納められています。
プレゼンテーション用の模型のセットなど、必ずしもそのときの訪問では必要ないのではないか、というようなものまでいっさいがっさい含まれています。
彼は、まずそのカバンの大きさで顧客を驚かせます。
それから商談に入ると、まるでドラえもんのポケットのように、カバンからツールを次々と取り出してさらに驚かせます。
それをまさかのパフォーマンスとしているのです。
そのパフォーマンスが故に、顧客との会話も弾みます。
カバンとその中身にこだわる彼は、いわば「おタク」の部類に属するかもしれませんが、こんな「おタク」なら営業としても成功します。
小さいカバン=できるビジネスマンのしるし、のように言われることもありますが、住宅営業マンに小さいカバンは似合いません。
いっそのこと、彼のようにカバンも営業道具の一つにしてみても面白いかもしれません。
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