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働くビジネスマンにとって土日の休みは忙しい日々を忘れる一時…
もちろん接客や不動産などの業種であれば平日休みの人も少なくありません。
どちらにしても大抵の場合「週休2日制」であることが多いのですが、この週休2日制にメリットがやデメリットはあるのでしょうか?
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「週休2日制」と「完全週休2日制」の違い
そもそも良く聞く「週休2日制」に加えて、「完全週休2日制」というものがあるのはご存知でしょうか?
この2つには大きな違いがあるのです。
まず「週休2日制」ですが、これは「1ヶ月の間に週2日の休みのある週が1度以上ある」ことです。
分かり難い表現ですが、その月を見た時に週に2日休みのある週が1度でもあれば「週休2日」と表現する事ができるのです。
つまり、これは必ず週2回の休みがあるというわけではなく、残りの週の休みは週1日というケースもあり、「週休2日」という言葉から勘違いをしている人も多いかと思います。
一方の「完全週休2日制」ですが、これは皆さんがイメージしている通り、毎週必ず2日間の休みがある制度のことを言います。
もちろん休みの2日間が土日でなくとも限りませんが、「完全週休2日制」だと毎月週5働いて週2で休む…
といったビジネススタイルになります。
この「週休2日制」と「完全週休2日制」違いをあまり知らない人が多いのでしっかりと覚えておき、自分の会社や転職の際などには必ず確認しましょう。
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週休2日制のメリット・デメリット
日本の多くの会社では「週休2日制」が採用されていますが、それによるメリットがあればデメリットもあります。
もともと日本では、会社の休みと言えば日曜日と祭日が定番ではありましたが、近年では週休2日制でないと従業員の不満もたまりやすく、労働の効率も上がらないのではないかと言う意見もあります。
会社で働くサラリーマンやビジネスマン…
つまり労働者にとっては、週に2日休みがもらえると言うのはありがたい話ではありますが、仕事内容によってはそれがデメリットになってしまうこともあります。
特に多くの仕事を抱えている人の場合、週に5日間だけでは仕事が終わらない状況になってしまうこともあるでしょう。
本来であれば、土曜日や日曜日に出勤をして仕事をしたいところなのですが、会社によっては労働時間に関してとても厳しいところもありますので、結局会社で仕事することができず、仕事を持ち帰って自宅で行わなければならない、いわゆるサービス残業のような状態を長く続けざるを得ない状況の中で長年仕事を続けている人もいるのです。
そのような人たちにとって、週休2日制は全く意味がないものになってしまいます。
どれぐらいの仕事量が適正であるかは、業務内容によっても当然違いますが、労働者が不利益を被るような事は避けなければなりません。
ただし、当然週休2日制にはメリットもあります。
会社側が、週の労働時間5日間でどれぐらいの仕事量を社員に与えるかということを、的確に判断して行っている場合であれば5日間しっかりと働き、2日間は休養にあてるという本来の週休二日制の目的が達成できるのです。
この制度を生かすも殺すも経営者側の考えや判断が重要になってくると言えるでしょう。
誰でも仕事に対しての対価を会社に対して求めていきたいと考えるのが普通です。
どれぐらい仕事をしたら、会社に満足してもらえるかは経営者側との話し合いが不可欠ですが、より良い労働環境の職場が、この日本で今異常に増えてくれたら良いなと考えています。
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