ネットで上司の悪口を書いたら損害賠償を請求される恐れが…

会社で勤めていると日々さまざまなことが起こり、ストレスが溜まりますよね。

どうもあの人とは気が合わない、いつも突っかかった言い方をしてくる、など文句の一つも言いたくなります。

文句を言いたくなる対象は、やはり上司の場合が多いのではないでしょうか。

必要以上に怒られたり、パワハラに近い行為をされたり・・・・。

でもそこで腹が立って、どうにかしてやり返そうと思う前に、一歩踏みとどまってください。

その後に起こりうることを冷静に考え、対処しましょう。




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ネットで上司の悪口を書いたら損害賠償を請求される恐れが・・・?


感情的になってしまい、上司や部下と言い合いになることもあるでしょう。
度がすぎてしまい、相手との関係が修復不可能になったとしたら・・・・?

「バカ」「サイアク」といった気軽な侮辱も、社会人ともなれば、単なる陰口だと軽く考えていられなくなります。

もちろん、会社帰りに飲み屋で同僚と一杯やりながら、批判やグチを言い合う程度なら、社会的にも許容されているものと考えられるでしょう。

ただ、度を越した悪口で相手を責め立てれば、「不法行為」として、慰謝料·損害賠償の支払いを命じられるなど、法的な責任を問われるケースも実際に存在るのです。
さらに、「名誉毀損」や「侮辱」といった犯罪として捜査、立件され、処罰される可能性だってゼロではありません。

上司から部下へ向けられる悪口は、いわゆるパワハラとして扱われる場合が多いです。
もっとも、上司は部下を指揮・命令・監督する立場であり、部下を励まし、叱責する範囲に留まっていれば、違法性はないでしょう。

それでも、しつこい叱責、事実無根の中傷、人格否定、プライバシーの暴露などに及べば、部下に対して損害賠償を支払うべきことになりえます。

一方、あるコーティングメーカーで、上司への悪口をメールでばらまいたため解雇された部下もいます。
裁判所もその解雇は有効と認めました。

また、上司から誹謗中傷を受けた部下が、被害を会社の上層部や監督官庁、マスコミに言いつける際は注意が必要。
そこで上司の社会的信頼を損なう言いつけ方をすれば、逆に部下が名誉毀損などで訴えられたり解雇されたりする可能性があるためです。

感情の勢いに任せて不満をぶちまけるのではなく、冷静に適切な手段で取り組みましょう。

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