あなたの職場に仕事で「結果を出す人」、そして「結果が出ない人」がいませんか?
ひょっとすると、あなたもそのどちらか…かもしれませんね。
しかし不思議なことに、仕事で「結果を出す人」も「結果が出ない人」も「忙しい…」と言っていませんか?…
ここでは、その点を考察してみたいと思います。
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仕事で「結果を出す人」も「結果が出ない人」も忙しいと感じる理由
「何かをさせようと思ったら一番忙しいヤツにやらせろ。それが事を的確にすませる方法だ…」
これはナポレオン・ボナパルトの言葉ですが、今も昔も人の根本は何も変わらないことがうかがえます。
会社でも、仕事ができる人のところに、仕事が集まるものです。
「あの人なら信頼できる」
「あの人に任せれば何とかしてくれる」
周りはそう思い、仕事ができる人と仕事をしたがります。
ですので仕事ができる人は、いつも忙しくしているのです。
もっとも、仕事ができない人も忙しくしています。
少なくとも、本人は「自分は忙しい」と自負しています。
しかし、両者の忙しさの度合いには、歴然とした差があるのです。
仕事ができる人は、仕事のありとあらゆることに対して素早く手を打ち、絶対に手抜きをしません。
問題をすべてあぶり出し、すぐに判断して修正し、正しい方向へ軌道修正するために余念がありません。
ですから、必然的に忙しくなります。
忙しいけれど、仕事はうまくいきます。
結果を出すから周りから信頼されて、さらに仕事が、それも往々にしてさらにレベルの高い仕事が回ってきます。
仕事が増えれば当然もっと忙しくなりますが、仕事のプロセスには手を抜かないので、やはり結果を出していきます。
それも仕事の効率を上げる進化をしながらです。
仕事にこの「好循環」をつくり出せるのが、いわゆる「仕事ができる人」の仕事のやり方であり、「結果を出し続ける人」の共通点です。
一方、仕事ができない人は、そもそも問題点に気づくことができません。
気づいたとしても、「まあ、いいか」、「そのうち手を打とう」、「もう少し考えてから」と後回しにしがちです。
うじうじ考えるだけで、判断を重ねていかないのです。
それなのに、本人は十分に綿密な仕事をやり遂げている気になっていて、「忙しい」と信じ込んでいるのです。
仕事ができる人と比べれば、仕事は粗く、何より「徹底度」が足りていません。
「徹底度」が低いから、「忙しい」というわりに、「結果」を出すことができないのです。
結果が出なければ当然、面白い、レベルの高い、本当に達成感のある仕事は任せてもらえません。
それでも、本人は目の前の仕事だけで手一杯になり、やはり「忙しい」というのです。
あなたも、「自称忙しい人」になっていないでしょうか?…
「忙しい」と愚痴をこぼす前に、自分は本当に忙しいのかもう一度見直してみてください。
ただし、見直す方法を間違えないこと。
「忙しさ 働いた時間」ではないのです。
残業時間の長さで忙しさを確認しているようでは、「仕事ができる人」への道は険しいといわざるを得ません。
本当の忙しさとは、いかに生産性を上げて効率的に働くかということであり、そのうえで「抱えている仕事の数」と「出した結果の数」がどれだけあるかで決まり抜ます。
この世の中は競争で成り立っており、ビジネスパーソンとして評価されるには、「一つでも多くの結果を出す」ことが唯一無二の道なのです。
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