ビジネスの世界では「結果がすべて」と言われる理由とは?

下記の言葉は大リーガー・イチロー選手の言葉です。
「ヒットを打ち活躍することが基盤になりますが、チームの一員になるためには尊敬や友情などプラスアルファが必要です」…

名前:イチロー ※本名:鈴木一朗
生年月日:1973年10月22日
出身地:愛知県西春日井郡豊山町
血液型:B型
職業:プロ野球選手
備考:MLBシーズン最多安打記録保持者(262安打)、通算安打世界記録保持者

ここで大切なことは、イチロー選手が「ヒットを打ち活躍することが基盤…」と明言している点です。
チームの一員になるために、まずやるべきことは、自分が個人として結果を出すこと…
それがすべての出発点だといっているのです。

その出発点が「存在感」につながって初めてお互いの尊敬とか友情とかが生まれてくるのです。
確かにイチローは、日本で抜群の活躍をした選手です。

しかし、アメリカ大リーグの野球チームに入団した瞬間から、日本での実績などあってないようなものでした。
仮にイチローが、入団直後から絶不調で、どう見てもチームの足を引っ張っているにもかかわらずチームメイトたちに媚びを売って、仲間になりたいという素振りを見せたらどうでしょうか?…

おそらく「仲間」とは到底認められないでしょう。
実力勝負の世界にあって、「プロ」という肩書きを背負っているのに、結果を出さずに認められるわけがないのです。

毎日1000回バットを振っても、30キロメートル走り込んでも、努力が結果につながらなければチームには認めてもらえません。
仕事も同じです。

自分がチームのために何ができるかを考える前に、「プロフェッショナル」のビジネスパーソンとして、自分が結果を出すためにはどうすべきかを考えてみましょう。
「相手を認める前に、相手に自分を認めてもらう」…
そのプロセスを経ることなく、チームの一員にはなれません。

尊敬も友情も、お互いに認め合って初めて成り立つのです。
努力ではなく結果で認め合う…
ビジネスでの人間関係は、そういうものと割り切ったほうが、人づきあいもしやすくなります。




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日本ではよく、結果だけでなくプロセスも評価すべきだとする声を耳にします。
結果が出なくとも、果たした努力に対してもきちんと評価するべきだというのです。

一見すると正しそうに感じますし、温かみを感じて「ああ、良いことだな」と思えるのですが、これは、先にも述べたように間違いです。
まず、その仕事をしている当人としては、プロセスをつねに見直し、必ず結果を出すということが重要です。

プロセスが非効率、あるいは多少間違っていたとしても、それを途中で修正し、正しい方向へ軌道修正すれば、必ず結果につながるからです。
逆に、プロセスにおける間違いをそのままにしてしまうと、どれだけ多くの汗を流して努力しても結果は出ません。

このことは別項でも述べましたが、結果が出ないのであれば、そのプロセスは間違っていたということであり、評価するに値しないはずです。
努力が一歩足りなかったのか、修正すべきところを修正しなかったのか、それは仕事をしている当人であればわかっていないといけないことなのです。

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