ビジネスの世界において、「相手のために聴く」ということは大変重要なことです。
その話の中にビジネスチャンスがあるかもしれませんし、何より相手とのコミュニケーションを図ることができるからです。
さて、それでは「相手のために聴く」とはどういうことを指すのでしょうか?…
聴いてもらえていないと人はどう感じるのでしょうか?…
それを自分で体感することがこのスキルを身につけるうえで効果的でしょう。
友人や同僚などを相手に次の3つの演習を行ってください。
演習➀・・・自分の話をとことん相手に無視してもらい、時折話を遮ったり腰を折るようなことを言ってもらう。
そうされて、自分がどう感じるか。
演習➁・・・それぞれ2分間、お互いに最近感動したこと嬉しかったことを話す。
話の内容に時々頷き、共感していることを相手に伝える。
互いに頷きのタイミングがよかったか、白々しくなかったか伝える。
演習➂・・・それぞれ2分間、お互いに最近悲しかったこと、頭にきたことを話す。
話の内容に時々頷きながら、相手の主張したいキーワードを繰り返す。
共感していることをさらに相手に伝えるように意識する。
互いにうなずきのタイミング、キーワードの選び方がよかったかどうか、白々しくなかったかを伝え合う。
この3つのトレーニングを行うことで、どうすれば人は「この人になら話したい、任せたい!」と感じてくれるか、実感としてつかむことができるはず。
ぜひ挑戦してみてください。
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