会話は会話でも「質の高い会話」というと、あなたはどのような会話を思い浮かべますか?
また、ビジネス上で、相手と会話をする時は、どのようなことに気をつけていますか?
ビジネス上でとても重要な会話において、今回は「質の高い会話」について触れていきたいと思います。
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「質の高い会話」はいい仕事を生む
会話はその目的や背景によって、話す内容や姿勢を変える必要があります。
「場」を読み、適切な会話をチョイスできるかどうかで、会話の「質」は変わってくるのです。
会話は、どんなシチュエーションで、どんな相手と話をするかによって、その意味が違ってきます。
ビジネスの上では、論理的にわかりやすく伝えることが大事であり、根拠から結論を導き出すことが求められます。
場合によっては、結論を先に述べてから根拠を示すほうが効果的なこともあります。
つまり、会話の目的や背景をしっかりと把握し、それにふさわしい会話ができることを、「質が高い」というのです。
同じクライアントでも気心知れた長いお付き合いの相手もいれば、初めて会うクライアントもいます。
トラブルを抱えている関係もあれば、大口の商談をまとめたいという相手もあります。
こうしたさまざまな関係性の相手と、それぞれに適切な会話をできるかどうかがビジネス·コミュニケーションにおける「質」を左右するのです。
あるビジネスマンのお話です。
その方は、大学院を卒業して建築事務所に就職しました。
最初はベテランの職人たちとうまくいかず苦労しましたが、いい仕事をしてもらうためにコミュニケーションは必須…
ほぼ毎日現場に足を運び、彼らに学ぶなかで、やっと信頼を獲得できました。
職人さんは新米の建築士を「先生!」と呼んでいましたが、本当は「おい、新米!」と呼びたかったと思います。
だから、現場で彼らの中に必死で入り込みました。
すると次第に会話のレベルが上がってきたそうです。
このように質の高い会話の目的は、相手との関係を充実させ、ビジネスを円滑に進めるためにあるのです。
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