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チラシやPOP…
あなたの周りにもたくさんありますよね。
電車通勤で、ふと周りを見ればチラシやPOPだらけ…
中には気になって読んでしまうものも少なくないでしょう。
実はチラシやPOPには様々な心理効果があるのです。
そんなチラシやPOPからもビジネスに活かせるものがあるかもしれませんね。
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チラシの心理効果
毎朝、新聞に入っているチラシを見るのが好きだという人もいるでしょう。
スペースいっぱいに特売や安売りなどの情報がぎっしり詰まったチラシを見ていると不思議とワクワクした気分になってくるものです。
実は、そんなチラシにも購買意欲を高める巧みな心理法則が隠されているのです。
食料品や電化製品などの特売、安売りを紹介するチラシの文字(キャッチコピー、商品名、価格など)は、ほとんど横書きになっていますよね?
横書きになっている文章は、左から右へ、上から下に読んでいくのが視線の自然な流れです。
この目線の動き「Zの法則」を心理的に活用したのがチラシなのです。
1番最初に目がいくチラシの左上には、特売商品と価格がドーンと大きく紹介されています。
これで購買意欲が一気に刺激された消費者は、最後の商品までチェックしてしまうのです。
さらには〇個限定という「希少性の法則」や値引き前と値引き後の価格の両方を掲載することで購買意欲を巧みに刺激しているのです。
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POPの心理効果
スーパーでは野菜などの原産地や生産者について、電気店では電化製品の使い方や特徴などを、書店では店員さんのおすすめ本の内容を簡潔なPOPで紹介しています。
POPは、商品の魅力をわかりやすく伝え、さらには購買意欲を刺激する最も身近な広告と言えるのです。
ちなみに「POP」とはPoint of Purchaseの略で、店頭や店内で買い物をする場所での広告活動のことを指します。
何を買うかも決めず店内をブラブラしていたら、ミステリーコーナーで、「読み出したら止まらない」という店員さんの手書きのPOPが目に飛び込んできた。
「読み出したら止まらないほど面白いなら…」と、つい買ってしまった…
というような経験はないでしょうか。
人間関係と同じように、POPも第一印象が大切です。
「50万部突破!」と大きく、目立つように書くと、それを見た人は、「えっ、50万もの人が読んでいるのか?!」と考え、ここで「同調心理」が働くのです。
「話題に遅れてはいけない!」と、思わずその本に手が伸びるのです。
また、その分野のプロフェッショナルが、「面白い」と言うのだから、間違いないだろうという安心感と購買意欲を与えるのもPOPの心理効果なのです。
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