石油・石炭があと〇年経つと無くなる…
そんな話を聞いたことがありませんか?
むしろ結構前から聞いているのではないでしょうか。
しかし一方で、石油・石炭はあと何年経っても枯渇しない…
それほど十分にあるという話もあるのです。
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石油・石炭はあと何年経っても枯渇しないらしい件
昔から「石油や石炭はあと40年で枯渇する」などといわれてきました。
10年前にも40年だと聞いたし、20年前にも10年と聞いたような気がします。
そもそも石油がどのようにつくられるのかというと…
生物が生きている時取り込まれた炭素が、死ぬと大気に放出されて大気の酸素と結びついて二酸化炭素に戻るのが普通なのですが、炭素を取り込んだまま死骸となって海底などに埋まってしまうものがあり、これこそが石油の原料となるのです。
これは太古の時代と比べて二酸化炭素が減り、酸素の割合が増加したということは、炭素を取り込んだまま死骸となった生物がそのくらい多くいるということであり、この炭素の量を割り出すと地球の還元炭素である石油系のエネルギーの総量が計算できるのです。
このように計算すると、石油系のエネルギーである石油、石炭、その他の天然エネルギーの量は現在の消費量からしても、なんと500万年分あることになり、その中で採掘可能なものだけに限定しても8000年はもつということなのです。
40年と8000年ではあまりにも違いがあるので、にわかに信じがたいかもしれません…
しかし、それは世界の現状を見ると理解できます。
例えばアメリカもロシアも中国も石油や石炭を一向に消費量を減らそうとしているようには思えません。
もし、これらの国々が本当に40年しかもたないとしたら、大きく政策を変えてくるはずだからです。
要するに日本を除く大国は枯渇を信じていないと言えるでしょう。
さらに1980年からの世界の石油埋蔵量が年々増加している事実や、採掘技術の向上・発展している現状を見ても、石油が枯渇することは当分ないといって良いのではないかと思われるのです。
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