ヒラリーとトランプ…この2人に違いはあるの?日本への影響を考える

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ヒラリー・クリントンとドナルド・ジョン・トランプ…
アメリカでは今、この2人のどちらが大統領になるかで大変な騒ぎになっています。

民主党候補のヒラリー、共和党候補のトランプ…
この2人のどちらが大統領になった時、日本へ影響はどういったものがあるのでしょうか?
そもそもヒラリーとトランプが大統領になる上でどのような違いがあるのか考えてみましょう。




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民主党と共和党の違い


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ヒラリーとトランプの違いを考える上で、民主党(ヒラリー)と共和党(トランプ)の違いを知っておく必要があります。

基本的には共和党は保守派で、民主党はリベラル(自由主義的)と言われていますが、一概にこの基準だけでは割り切れるわけではありません。
なぜなら所属する政治家の考えや支持者によって、どのような政党に属そうとも意見が違ってくるからです。

そのような中でも特に大きな違いと言われているのが、各政党の「支持層の違い」です。
共和党は保守主義でキリスト教の立場を取る中から上階級の富裕層が多いと言われています。
イメージとしては古くからのキリスト教を受け継ぐ白人が多い傾向にあります。
一方で民主党は下から中階級のどちらかと言えば貧しい層の人たちが多く、信仰する宗教も共和党よりも多様化しています。

そのため同性愛や避妊中絶に関して、共和党はキリストの道に反するために反対の人が多く、民主党は賛成する人が多い傾向にあります。
大統領選では、これに加えて銃規制なども争点になったりします。

そして一番重要な日本への影響ですが、共和党は親日的になることが多いと言われ、民主党は反日ではないながらも、日本に対してはやや冷ややかな対応をしてくる傾向にあると言われています。
もちろん、これも大統領の考え方や支持者によって変わって来ると思います。

これは現アメリカ大統領のバラク・オバマ(民主党)と安倍総理、全大統領のジョージ・ウォーカー・ブッシュ(共和党)と小泉総理の関係を思い出すと、あながち間違いでないようにも思われます。

この理由の一つには日米同盟に加えて、日米が民主主義という同じ価値観を持っているという点に共和党内に賛同者が多いこと、またアメリカが世界を牽引していきたいという共和党の思惑が、アジア防衛の基点となる日本との関係を重視している点が影響していると言われているからです。




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ヒラリーとトランプの違い


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さて、そんな民主党と共和党に属するヒラリーとトランプですが、2人に何か大きな違いはあるのでしょうか?

まずヒラリーと言えば夫が第42代アメリカ大統領ビル・クリントンだということで、ファーストレディーという経歴の持ち主です。
またイェール・ロー・スクールを卒業した弁護士で、国務長官や上院議員を歴任した、まさにアメリカ大統領になるためのエスカレーターを登り詰めているとも言えるでしょう。

そのため法律や政治の関する知識や経験は圧倒的にトランプよりも豊富で、同じ民主党であるオバマ政権の引き継ぎや同じように中長期的な政治戦略を取る傾向にあると推測されます。

一方トランプの場合は父親から受け継いだ資産を皮切りに、アメリカの不動産王と呼ばれるほどの富を築いた実業家です。
経済面では彼の経験は活かせるかも知れませんが、基本的には政治の素人とも言えます。
しかし歯に衣着せぬ物言いや、これまでの政治家とは全く違う発想で政治戦略を進めて来る可能性もあり、その点は未知数と言えるでしょう。
どちらかと言えばトランプはヒラリーよりも、短期的な起爆剤となるような戦略になるかと思います。

重要な日本への対応に関して、ヒラリーが軍事大国アメリカのこれまでの路線を引き続き戦略として盛り込むのであれば、世界の紛争やテロなどが発生すれば否応なしに日本も従うような状況になるかと思います。
またトランプに関しては経済面でも日本や中国などに負けないアメリカを作り上げると公言しているため、経済面でも日本に干渉してくる可能性は十分にあります。

これらの点はどちらが大統領になっても同じように可能性はありますが、簡単に言えばヒラリーの軍事対策、トランプの経済対策などの考え方や争点の違いが、今後の日本に影響を与えることは間違いないでしょう。




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