当然のことではありますが…
仕事(ビジネス)の世界では、予測通りにいかないことが多々あります。
どうしても頼まれた仕事を引き受けられないときは、誠実、率直、対等、自己責任のあるアサーティブ的(アサーティブネスorアサーション・対等感のある意見表明)な方法でコミュニケーションを図ることが大切です。
例えば、食事の約束をした日に限って、上司から「明日の会議資料、指示通りに修正して50部製本しておくように」と言われてしまった…
「そんな急に…」ということは仕事でよくあることです。
そんなとき、あなただったらどのように対応しますか?…
➀(えー、困ったなぁ)と思いながらも、ガマンして「わかリました」と言う。
➁「今夜はどうしても約束があって無理です!」とキレる。
➂「明日の会議は何時でいつまで必要ですか?今日は先約があるので明朝間に合うように準備するので良いですか?」というように、気持ちを率直に伝えつつも、誠実に対等に、自己責任をともなう対応をする。
もちろん、最良なコミュニケーションは➂です。
無理に引き受けるのでもなく、何の配慮もなく断るのでもない…
現在の状況を正しく伝えた上で、どうすればリクエストに応えられるかを考え、代替案を示す…
こうした発展的、協調的な意見表明する態度を「アサーティブ」といいます。
緊急度の高い仕事に取り組んでいて、上司の依頼を引き受けると期日に間に合わなくなってしまうようなときは、そのことを率直に伝えれ
ば、ちゃんとした上司であれば状況を理解し検討してくれるはずです。
結果的に断ることになっても、「できません」ではなく、当事者意識を持ちともにゴールを目指す姿勢を示すことが大事なのです。
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