実は女の子の大半は、学力に関してはそれほど自信を持っていないのです。
優秀な大学を卒業した女性でさえ、そうであるというのです。
なぜ、女性は自分の学力や知能にいまいち自信が持てないのでしょうか?…
その理由は、親や先生の影響であるというのです。
親や両親は男の子に対しては、女の子よりもずっと高い期待を持っています。
「あなたはきっと伸びる」、「お前はできる」と男の子は、小さな頃からずっと親や先生から期待され、励まされるのです。
そのうち、単純な男性は「そんなものか」とそれを信じ込んで、自分は頭がいいという自信を持つようになります。
ところが女の子の場合、いくらテストでいい点数をとっても、なぜか親も先生もあまり大きな期待をかけてくれないことが多いのです。
「あなたは将来、ノーベル賞をとれるよ!」などと女の子に言ってくれる親や先生は、あまりいません。
私たちは、周囲の人から期待される通りの人間になっていくもの…
そのため女性はいまいち自分の学力に自信を持てなくなるのです。
ドイツにあるハイデルベルク大学のリカルド・ステインマイヤー氏は、高校生の男女496名に自分の知能を推定させました。
また、その両親にも子どもの知能を推定させてみたのです。
すると、おもしろい結果が得られました。
男の子に対しては、両親ともに、「うちの子は頭がいい」と思い込んでいて、親がそう思い込めば思い込むほど、子どもも自分の知能を高く推定したのです。
ところが、女の子に対しては、両親もあまり高い知能を推定せず、女の子自身も知能を低く見積もっていたという結果が出ました。
結局、男性が自分の頭の良さに自信を持てるのは、親や先生からの期待のおかげ…
男の子は、小さな頃にはとんでもない悪ガキであっても、親は期待をかけてくれるのです。
「この子は、将来、大物になるぞ!」と…
根拠がなくとも、親はそう信じ込んでくれるのです。
その分、男性の方が女性よりも優遇されていると言えるのです。
女性は、家電製品の取り付けであるとか、新しいソフトの操作方法であるとか、そういうものが苦手です。
マニュアルを読めば、誰でも理解できるようなことしか書かれていないにも関わらず、「どうせ私は…」と思い込んでいる女性は、そのマニュアルすらなかなか理解できないと感じるのです。
人間の思い込みはとても強固であり、特に小さな頃に植えつけられた思い込みは、大人になってもなかなか消えるものではありません。
したがって、家電製品の取り付けなどに関しては、「マニュアルを読めば、すぐにわかるよ」と言うのではなくて、「週末にでも、代わりに僕がやってあげてもいいけど…」と申し出てあげると、女性には喜ばれるでしょう。
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