2020年にも仕組みが変わる「電力自由化」…
→2020年の電力自由化の仕組みとは?予想される「発送電力分離」の影響
従来は独占されていた電気事業において市場参入規制を緩和した仕組みのことですが、この電力自由化でもまだまだわからないことがたくさんあります。
今回はそんな中でも気になる「電力自由化」の用語集に関してご紹介しましょう。
Sponsored Links
「電力自由化」の用語集
■IPP
発電を行って電力会社に販売をする独立系事業者のことを指します。
独立系発電事業者ともいいます。
発電のみで小売りまでは行いません。
■エコキュート
二酸化炭素(CO2)を冷媒に使用して、大気の熱を利用して湯を沸かすヒートポンプ式の家庭用給湯システムのことをいいます。
「自然冷媒ヒートポンプ式電気給湯機」の愛称です。
電気料金の安い夜間に湯を沸かし、貯湯タンクにためるなど省エネ性能に優れています。
■エネルギーミックス
様々な種類の発電方法を組み合わせて、経済面、環境面、供給の安定性などの観点から最適なものにすることを指します。
■LNG
液化天然ガスの略称です。
メタンを主成分とする天然ガスを冷却、加圧して液化したものを指します。
■オール電化
照明機器、冷暖房機器、調理器具、給湯機器などを全て電気エネルギーでまかなうことを言います。
■契約アンペア
各家庭に一度に流せる上限の電気量のことをいいます。
電気料金を決める基本ともなっています。
■クーリングオフ
訪問販売などで購入した消費者が一定期間内ならば、違約金などを支払うことなく契約の解除ができる制度のことをいいます。
電力の契約においても、電話勧誘、訪問販売による契約の場合、書面を受け取ってから8日間は無条件で解約できます。
■再生可能エネルギー
化石燃料のように限りあるものではなく、将来的な資源枯渇の心配がない自然の力を利用したエネルギーのことをいいます。
CO2(二酸化炭素)の発生を抑える効果もあります。
■自然エネルギー
自然の営みから半永久的に得られるエネルギーのことをいいます。
再生可能エネルギーとほぼ同義になります。
■従量電灯
契約アンペアによって定められた基本料金と毎月の使用電力量から計算される電力料金の契約形態のことをいいます。
多くの一般家庭がこの形式で契約されています。
■常時バックアップ
新規に参入した電力会社の供給力が不足している場合に、地域大手電力会社が代わりに供給することを指します。
■スマートメーター
遠隔操作で検診時の管理ができる電力量計(メーター)のことです。
■待機電力
電化製品を使用していない状態で消費されている電力のことをいいます。
使わないときは主電源を落としたり、コンセントを抜いたりといった対策が求められます。
最新機器は待機電力を少なくするように日夜、技術開発されているのです。
■地域大手電力会社手
自由化以前は地域の販売を独占していた既存電力会社…
北海道電力、東北電力、北陸電力、東京電力、中部電力、関西電力、中国電力、四国電力、九州電力、沖縄電力の10社を指します。
既存電力会社、大手電力会社、一般電気事業者などとも呼ばれます。
■乗り換え
これまでのものから他のものに変えることをいいます。
電力自由化に関する内容で使用されたときには、ある会社との契約を破棄し、新しく別の会社と契約することをいいます。
■バイオマス発電
廃材、穀物、生活ごみなど、植物や動物の排せつ物などの有機物(バイオマス)を原材料として使う発電方法のことです。
■PPS
Power Producer and Supplierの略称で、新規電力会社または新電力会社を意味します。
小売自由化にともない、新しく電力の販売を始める事業者のことをいいます。
■プラン
本来の言葉に意味は計画や案、見取り図ですが、電力自由化の文脈では各電力会社が提供している電気料金体系、料金メニューのことを指します。
また料金プランともいいます。
■ユニバーサル・サービス
どこでも一律に同一価格、同一条件で利用できるサービスのことです。
電気、ガス、電話、郵便などの生活を送るために最低必要となるものに関して、離島や山間部などが価格などの条件面で不利にならないように考慮された対策がとられているのです。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。