これから伸びるリーダーに必要な資質とは何か考えてみた件

必ず有言実行し、人から信頼を勝ち取る人…
そして、同じ場所に留まらず、常に新しい風を吹き込もうと、工夫を欠かさない人が、今後リーダーとして伸びていくのではないでしょうか。

それでは詳しく見ていきましょう。




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今後伸びるリーダーは何が必要?


誠意の誠は「言を成す」という意味です。
つまりいったことは必ず実行する、有言実行です。
昔は不言実行といったが、デモクラシーの現代では有言実行です。

小さな約束も忘れずに実行すると、とても信頼されます。
忘れるというのは相手を軽んずることになりかねません。
小さな約束といっても、それはこちらのとらえ方であり、相手にとっては大きな、大切なことである場合が多いのです。

リーダーが漠然といったことでも、メンバーは具体的にとらえ、その実行を待ち望んでいるものです。
「そのうち一ぱい飲もうや」と特に期日を決めないでいったために、上司はすぐに忘れてしまうことが多いもの…

ところが部下は、もうそろそろと心待ちしているのにいっこう音沙汰がないので、催促するわけにもいかず、やがてあの上司は口から出まかせの空約束、空手形ばかり出す人だと不信感を抱くようになります。

小さい空約束も、何回か重なると不信は決定的なものになります。
「誠意を示せ」と労組などが迫るのは、待遇改善を公約しているのなら、もっと金を出せということです。
職場の場合には、みんなの意見を聞きたいといった以上、もっと意見を聞いてほしいのです。

また、創意は、創造性といっても良いです。
つねに何か工夫して新しいものを創り出そうという意欲です。

その職場を訪れると、何か新しい工夫が見出せるという職場は活気があります。
いつ行っても同じ、旧態依然というマンネリ化した職場は生気に乏しいです。
決められたことしかない、いわれたことしかやらないのを官僚的と言います。
絞切型で融通のきかないお役所仕事は、他人に不快感を与えるだけでなく、そこで働いている人をもスポイルしてしまいます。

常に新鮮な空気を吹きこみ、沈滞ムードをなくしていくのはリーダーの大切な資質の1つです。
進歩発展は向上心のあらわれです。
マンネリは同じことをくりかえし、生気の衰えた状態です。

世の中は、日進月歩ならぬ、秒進分歩で急進しているのだから、こちらも「変化には変化」でどんどん対応していかなければ、時代にとり残されてしまうばかりです。

進取の気性を持ち、つねに前進・改善・創造の意欲を燃やしているリーダーでなければ、これからはやっていけないのです。
保守安住は亡びの道です。

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