こんなことはありませんか?
どうしても今日中に考えをまとめなくてはならないのに、夜が近づくにつれ思考力は落ちる一方…
結果として無理やり捻(ひね)り出した企画案も、今一つパッとしなかった…
そんな経験のあるビジネスマンもいるのではないでしょうか。
もちろん、一日フル稼働してきたことによる疲れも一因ではあります…
しかし、最も大きな原因は「時間帯」にあるかもしれませんよ。
実はモノを考えるときにふさわしい時間帯が、ある科学的データによって明らかになっているのです。
アメリカの著名な科学者によると、人間の集中力のピークは午前10時ごろだといわれています。
そのため、たとえば朝9時が始業であれば、出社してから2時間が最も集中力が増すというわけなのです。
一般的なビジネスマンの一日は昼をはさんで午前と午後に分かれており、午後の方が圧倒的に長くなっています。
つまり、午前中のその2時間はかなり貴重な時間ということになるのです。
新しい提案をまとめる…
難しい顧客の対処法を考える…
などなど、ちょっと集中して考えたいことがあるなら、迷わず午前中にとりかかると良いのです。
特に午後になると食事をとったことで心身の緊張感が薄れてしまうためあくびがとまらなくなったり、いくら考えてもなかなか結論まで持っていけないという状態に陥りがちです。
また「いいアイディア」というのは、考える時間の長さに比例して思い浮かぶのではなく、一瞬のひらめきであることが多いとされます…
そのためには、脳のコンディションが良い状態の時間帯をきちんと選ぶことが大切なのです。
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