デキるビジネスマンを目指す上で、企業の現在置かれている状況と今後起こりうる環境変化について分析を行ったりもしなければなりません。
その際に具体的にはどのような分析がされるのでしょうか。
環境分析において、最も代表的な手法の一つに、「SWOT分析」があります。
SWOT分析のプロセスでは、まず経営環境を内部環境と外部環境に区分します。
そして縦軸に外部環境と内部環境(経営資源)をとり、横軸に好影響と悪影響をとり、マトリックスを作ることで自社の環境を客観的に分析します。
マトリックスは以下のとおりになります。
➀強み(Strength)・・・内部環境(自社経営資源)の強み
➁弱み(Weakness)・・・内部環境(自社経営資源)の弱み
➂機会(Opportunity)・・・外部環境(競合、顧客、マクロ環境など)からの機会
➃脅威(Threat)・・・外部環境(競合、顧客、マクロ環境など)からの脅威
以上の四つを整理した上でマトリックスを描き、以下のような「攻めと守り」の戦略を具体化していきます。
➀自社の強みで取り込むことができる事業機会は何か?
➁自社の強みで脅威を回避できないか。他社には脅威でも自社の強みで事業機会にできないか?
➂自社の弱みで事業機会を取りこぼさないためには何が必要か?
➃脅威と弱みが合わさって最悪の事態を招かないためにはどうすべきか等。
この分析によって具体的戦略課題が明らかになり、事業の進むべき方向性が明確になってきます。
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