断捨離はビジネスにおいても必要なわけとは?!

少し前から断捨離という言葉が流行っており、断捨離に関する本もたくさん出ています。

さて、断捨離とは、モノへの執着を捨て不要なモノを減らすことにより、生活の質の向上・心の平穏・運気向上などを得ようとする考え方のこと言います。

このように、家の中にあるモノを必要最低限のモノ以外、手放すことにより、心も体もスッキリ気持ちがよくなります。

本棚でもクローゼットでも、気持ちよくきれいに並んでいるのはモノが少ないときですよね。
「好きな小説はここで、すぐに使いたい書類はこの棚」と整理されていれば、使いやすいうえになんだか気持ちがよく、嬉しくなってきます。

また、モノを少なくすることにより、新しいものが入ってきやすくもなるのです。

この考えは、家の中のモノに限らず、ビジネスにおいても同じ事が当てはまります。

それでは、断捨離がビジネスにおいても必要な理由を詳しくみていきましょう。




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断捨離はビジネスにおいても必要なわけとは?!


冒頭で、断捨離をすることによりスッキリと気持ちよくなり、運気向上などにも効果がある、とお話ししました。

しかし、いざ断捨離をしよう!と思っても、「この服はまだ捨てるのはもったいない」、「この本はまた読むかもしれない」などと、なかなかモノを手放せない人も意外と多いものです。

そこでぜひやっていただきたいのは、「モノを所持する上限」を数値目標化すること。

本なら、300冊を限度とする、あるいは棚からはみ出して横に置くようになったら処分すると決める。
洋服であれば、「Tシャツは10枚、靴下は15足まで」と決めておくことにします。

どんな人にも「自然に増えていくモノ」があります。
例えば、ついシャツを買ってしまう、靴に目がない、やたらとネクタイが多い、CDがつい増えてしまうなどなど。

一定基準を超えたら手放すという発想がないと、自分の買い癖を放置するばかりか「無駄なものを買う」という失敗まで野放しにしているのと同じです。

「上限を決める」とは「将来を律する」という姿勢で、買い物や整理整頓に限らず、人生全般に必要なことです。
そしてビジネスにおいても、なんとなく増殖していく仕事を減らしていかないと、継続して成果を上げることはできません。

かつて外回りで成功していたあなたは、今なお漫然と膨大な数の得意先を訪ねてまわり、たくさんの仕事を抱え込んだあげく、かえって効率を下げてはいませんか?

もはや誰が行っても同じような取引先に、わざわざあなたが出向く必要があるとは限りません。
その時間を別の新しい仕事に当てたほうが、より充実感を得られるし、実績も上がる可能性は高いはずです。

好きな仕事を増やすためには、単なる惰性で続けている仕事や「好きでない仕事」を、意識的に整理し、さらには排除していく必要があります。

具体的な方法は、自分でなくてもできる仕事は、どんどん後輩に任せることです。
一見、押し付けているように見えますが、若い人というのは「安くてもいいからたくさん仕事をする」という人材です。
新入社員が入るとは、そんな人が毎年つぎつぎ現われることを意味します。
なのに年数を重ねた人が高い給料で若い人と同じことをしていたら、「現場を忘れない、いい人」ではなく、会社のお荷物となってやがて淘汰されてしまいます。

棚にも仕事にもスペースがあり、新しいものは古いものを捨てないと入りません。

ビジネスにおいても、「捨てる技術」を身につけ、実行していきましょう。




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