昔から「ヒゲは剃れば剃るほど濃くなる」…
という話を聞いたことはありませんか?
ヒゲだけではなく、女性でも足などの、体毛を剃ると濃くなるから、あまり剃らない方がいい気がしていました。
では実際のところはどうなのでしょうか。
今回は毎日ヒゲを剃って出社するビジネスマンの気になる疑問に迫ってみました。
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ヒゲは剃れば剃るほど濃くなるって本当なの?
ちょっと前までは、身だしなみとして毎朝剃ることが当たり前とされていたヒゲも、最近はすっかり市民権を得たようだです。
筆者のような自由業者はもちろん、わりときっちりしたスタイルのビジネスマンがお洒落にヒゲを整えているのも珍しくない昨今です。
そんな町行く男性たちのヒゲを見ていてふと思い浮かんだのが、「ヒゲは剃ったら濃くなる」という都市伝説です。
ヒゲにかぎらず、体毛は剃るとそれに対抗するように濃くなっていくというのは、昔からよく耳にする俗説です。
これは事実なのでしょうか?…
結論から言えば基本的にはあり得ませんが、それでも”見ようによっては”濃くなったように感じさせるかもしれないのです。
医学的には”ない”というこの都市伝説だが、頓智にも似たロジックによって答えは”あり得る”に変わることがあるのです。
一体どういうことかと言うと…
体毛が濃くなる状態とは、毛の1本ずつが太くなるということです。
毛は基本的に根本から先端に向けて少しずつ細くなっていく、円錐型の形をしていますから、毛をカットすると根本の太い部分が皮膚の上に残ることになります。
つまり、剃る前に生えていた状態よりも、剃ったあとに伸びてくる毛の方が太く見えるというのは、ごく自然な現象と考えらるからです。
実際に毛の量が増えたりすることはなくても、我々は視覚的なトリックによって剃った体毛は濃くなるように錯覚させられてしまうわけなのです。
そもそも、ヒゲを剃刀などで剃り始める青年期というのは、剃っても剃らなくてもヒゲはどんどん濃くなっていく時期ですからね。
そんな体の育成期の誤解から生まれた都市伝説、というのが真相のようです。
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