あなたは、1日に何個卵を食べていますか?
卵が大好きな人は、1日1個で物足りず、2~3個軽く食べてしまいますよね。
しかし子供の頃から、卵の食べ過ぎはコレステロールの過剰摂取につながるということで、よくないと言われていました。
でも、もしそれが事実でなかったら、好きな卵を1日1個だけ!…
と我慢する必要ないですよね。
この噂は本当なのでしょうか?
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卵は1日1個までにしないと健康に害があるって本当?
卵は食卓の人気者です。
ラーメンやうどんのトッピングとしても卵は定番だし、居酒屋へ行けばやっぱり卵焼きをオーダーしたくなります。
・・・・しかし気になるのは、卵の食べ過ぎはコレステロールの過剰摂取につながるという噂です。
実際、筆者も子どものころには、母親から「卵は1日1個まで!」と厳命されていたものです。
しかし、それは完全に誤った認識でした。
卵は必要なアミノ酸をバランス良く含んでいる食品ですから、毎日2~3個食べても問題ありません。
そもそもコレステロールが体に悪いというのは迷信なのです…
コレステロールは本来、私たちの体の細胞やホルモンの原料となる大切な成分です。
健康に悪いとされるのは、血中で活性酸素と結びついた”悪玉コレステロール”で、これが溜まると血管の通りが妨げられ、くも膜下出血などの大病につながることもあります。
ですから、活性酸素とコレステロールを出会わせないよう、野菜を多くとるなどバランスの良い食事を心がけることが大切です。
それさえ踏まえていれば、卵は理想的なバランスでアミノ酸を含んだ「完璧な食品」だということです。
肌や筋肉を作るには、タンパク質が不可欠。
卵にはそのタンパク質を構成する20種類すべてのアミノ酸が含まれています。
私たちは普段、摂取したタンパク質を体内でアミノ酸に分解して吸収しますが、とくに卵黄部分というのは、アミノ酸をそのままとることができる数少ない食品なんです。
さらに卵黄には、腸内細菌を増やす栄養素・ビオチンが含まれ、健康維持にも体づくりにも卵はうってつけなのだそうです。
これは卵好きにとってうれしい情報です。
卵は加熱するとタンパク質になるので、できるだけアミノ酸のまま、つまり生で食べるのがオススメです。
ただし、白身の部分に含まれているアピシンという酵素は、ビオチンの吸収を妨げる作用があるため、白身だけ加熱して食すのがベストです。
理想は半熟の目玉焼きやゆで卵です。
半熟卵フリークならずとも、毎日の食事の参考にしていただきたいです。
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