飽きっぽい性格の人や、毎日同じ生活だと物足りない…という人もいるでしょう。
一方、日々の生活の中で何事も習慣化して、なるべく無駄な動きをしないようにしたい、という人も多いのではないでしょうか。
何事も習慣化することは、大切なことですし、何より、何事も習慣化することによって、生活が楽になることや、ストレスなく物事を継続することができます。
しかし、ひとつのパターンがあまりに長く続くと、別種の問題が出てきます。
別種の問題とは、別の新しいことを始める意欲がなくなってくる、新しいことに挑戦するのを躊躇してしまうようになってしまうことです。
それは大変恐ろしいことであり、様々なチャンスを自ら遠ざけてしまっているのです……
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新しいことに挑戦することが怖いと思ってしまう習慣化とは?!
あなたはいつも食事に行く時に、いくつかの決まったレストランに足を運んで、決まったメニューばかり食べていませんか?
きっとわざわざ新しいお店を探す手間が省けるし、違うメニューを頼むよりも親しみのある味は絶対に失敗がないため、だいたい行くお店は決まっていて、食べるメニューも毎回同じ、という人も多いのではないでしょうか。
また、何年も決まった美容室に通い、同じスタッフの人に、毎回代わり映えのない髪型にカットしてもらっていませんか?
きっと、あなたはもう店長さんをはじめ、お店のスタッフとも気心が知れた仲なのでしょう。
それはとても気が楽ですし、失敗もないので安心です。
これらはこれらでラクなのですが、あまりに行動パターンが決まりすぎると、今度は別の新しいことを始める意欲や好奇心がなくなってしまいます。
ヘアサロンはここ、中華はここ、イタリアンならここ、通勤はこの電車、トレーニングはこのメニュー、発注先はこの会社、担当はこの人……ここまできて
しまうと、習慣化というよりもちょっとした依存関係のようになって、工夫する力が弱くなっていくのです。
こうなってくると、考えることもしなくなり、新しいものへの出会いも閉ざされます。
決して習慣化がよくない、と言っているのではありません。
しかし、あまりに長期にわたり、変化がないのはあまり良いこととは言えないでしょう。
そこで3年や5年、あるいは10年というスパンでかまわないので、定期的に自分の行動パターンを見直すようにしましょう。
そして変えても問題がないものは積極的に変えていきましょう。
これは、良くも悪くもパターン化のぬるま湯に浸かった自分に刺激を与える、ある種のショック療法のようなものです。
新しい行きつけのお店を探すだけでも、それなりの情報収集は必要ですし、好奇心も必要になります。
そして新しい習慣をつくっていく中には、きっと多くの出会いや発見が待っているはずです。
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