日本人なら誰もが知る「3秒ルール」の真相とはいかに?!

皆さん一度は経験があるのではないでしょうか。
うっかりお菓子などを地面や床に落としてしまった際、3秒以内なら食べても大丈夫…
という日本ではおなじみの「ルール(3秒ルール)」を。

実は、日本だけでなく、世界中に似たような慣習があることがわかっています。
国によって秒数は異なり、例えばアメリカでは5秒が一般的だといいます。

アメリカの高校生ジリアン・クラークは、5秒ルールの科学的妥当性を研究しました。
たった5秒でも食品には細菌がつき、ルールは成り立たないというのが研究の結果だったのです。

2004年、彼はこの成果により、「人々を笑わせ、そして考えさせてくれる研究」に対して与えられるノーベル賞のパロディー「イグノーベル公衆衛生賞」を受賞しています。

他にも、3秒ルールをまじめに研究した人々はいます。
イギリスのマンチェスター・メトロポリタン大学(MMU)のチームは、水分含有率の異なる代表的な5種類の食品(ジャム付きパン、パスタ、生ハム、ビスケット、ドライフルーツ)をそれぞれ3、5、10秒間床に置き、バクテリアによる汚染を比較しました。

その結果、塩や砂糖を多く含む食品、水分の少ない食品は比較的安全だということがわかったのです。
すなわち、ジャム付きパン、生ハム、ビスケットです。
一方、茹でたパスタとドライフルーツは、たった3秒で、極めて人体に危険なバクテリアに汚染されたといいます。

子どもの頃から、いつの間にか定着していたこの「ルール(3秒ルール)」…
食べ物によっては、ルールが適用されないこともあるようですね。
エッジの効いたビジネスマンであれば、この裏ルールも知っておくと良いでしょう。

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