たとえば妻から「あなたって、ホント稼ぎが少ないよね」と言われたとき…
たいていの男性は「悪かったな!」と怒ってしまうでしょう。
しかし、これでは夫婦ゲンカになるだけです。
妻から「稼ぎが少ないね」と嫌味を言われたときの正しい対応は、「迷惑をかけるなあ、もう少し待ってくれたら、倍も稼ぐようになるからさ」と謝ってみせることなのです。
とは言え、男性は自尊心の塊のようなもの…
そのため、女性のように素直に頭を下げてお詫びをすることがヘタなのです。
しかし、女性に好かれたいのなら、きちんとお詫びができるような人間を目指すようにしましょう。
女性は、そういう男性に弱かったりもするのです…
イスラエルにあるペンギュリオン大学のタマール・ウォルフィッシュは、「デビッド」(男性)、または「レイチェル」(女性)というマネジャーが会議をすっぽかしてしまったが、翌日にきちんとお詫びをする…
というシナリオの文章を作って、それを780名に読ませてみました。
それから、お詫びをする人物に、どれだけ好意を感じたのかを尋ねてみると、男性であるデビッドがお詫びをしたときに、好意的な評価がなされたことを突き止めているのです。
男性(特に地位の高い男性)はお詫びをしないのが普通です…
だから、そういう男性がお詫びをすると、コントラストが働いて、好感を与えるのであろうとウォルフィッシュは分析しているのです。
たいていの男性は、素直に謝ることをしません…
しないというか、できないのです。
自尊心やプライドが邪魔をして、頭を下げられないのです。
だからこそ、みなさんは女性にも素直に謝れるような人間を目指して欲しいと思います。
そうすれば、「あっ、この人は他の男とちょっと違う!」と見直してくれるかもしれません。
地位が上の人は、下の人に対して、横柄な態度をとってしまいがち…
そのため、たとえ下の人に迷惑をかけても、謝らない場合がほとんどです。
しかし、たとえ自分の立場が上であろうが、きちんと頭を下げることができれば、部下からももっと信頼されるでしょう。
部下に嫌われる上司は、お詫びができない人間です。
特に、相手が女性の部下のときには、絶対に謝っておいた方がいいでしょう。
好かれる男性は、自分が悪いと思えば、きちんと謝ることができる人だからです。
たとえば、子どもとの約束を破ってしまったときも、「ホントにごめんな。父さん悪いと思ってるんだよ。今度は必ず約束を守るから。」と頭をぺこりと下げられるような父親の方が、相手が子どもだからと謝りもしない父親に比べて、ずっと好ましいと思えるでしょう。
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