仕事がうまくいかない…
そもそも仕事って一体…
そう感じたことはありませんか?
そこで生きるためにする行為…すべてが仕事だと考えてみましょう。
ものを食べることも、子どもを育てることも、もちろんすべて仕事です。
しかし残念なことに、世間では「収入を得るために行なうことが仕事」というふうに理解されているふしがあります。
ですので、特にここではあえて「収入を得るために行なう仕事とは何なのか?」…
この点にについて考えてたいと思います。
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仕事がうまくいかないのは当たり前だと心得るべし!
そもそも仕事(収入を得るために行なう仕事)とはどういうものか?…
その答えは、とてもシンプルです。
仕事とは、「人のために何かをすること」だからです。
「自分がこうしたい、ああしたい」という思いとは関係なく、人の役に立つことをする…
それが仕事です。
もし、「私は自分のために働いている」と思っている人がいたら、その人は仕事の根本がわかっていないことになります。
まして、「私はこんな仕事がやりたいのにできない…」とか、「こんなふうに仕事を進めたいのにうまくいかない…」などと不満をいう人がいたとしたら、まったくもっておかしな話なのです。
そもそも、仕事とは「人のために何かをすること」です。
自分の主張など通らないのが当たり前なのです。
相手がいて、その相手のために何かをする…
これが仕事であるわけで、けっしてあなたの都合で働いているのではないのです。
もし、みんなが自分のやりたいように仕事をやって世の中がうまく回るでしょうか?…
そんなはずはありませんね。
人や社会に必要とされる仕事を(好むと好まざるとに関係なく)やるからこそ、社会はうまく回っていくのです。
それが大原則です。
そしてもう一つ…
私たちが「誰のために仕事をしているか?」といえば、突き詰めれば「社会のため」となります。
間違っても、自分のため、家族のため、会社のためではないのです。
社会が「マスター(主人)」で、すべての人はその下で働く「使用人」…
この関係が仕事の基本なのです。
会社組織に属していると、あたかも社長が「マスター」で、従業員はその下で働いていると考えがちです。
しかし、そんなものは便宜上の形態に過ぎません。
従業員は、たまたまその組織に属しているだけの話…
いくら「会社のために働くんだ」といったところで、その「働き」が社会のためになっていなければ、仕事として成り立たないのです。
社長だろうが、総理大臣だろうが、結局は社会という「マスター」の下で、社会のためになる仕事をする…
その立場に変わりはありません。
だからこそ社会の役に立つ商品やサービスを提供したり、税金を納めたりしているわけなのです。
世間を見渡してみると、社会のためになっていない社長や総理大臣もたまにいますが、そんな人たちにこそ「社会がマスター、自分はその使用人」という前提を理解して欲しいものです。
仕事をするすべての人が、その前提を自覚すると、それぞれの働き方は、自ずと変わってくるでしょう。
私たちは例外なく、「社会から必要とされる仕事」をしなければいけません。
言い換えれば、私たち一人一人は「社会から与えられた役割」を担っているということです。
それが会社の経営であれ、育児であれ、家事であれ、すべて社会のために働いています。
そう考えれば、「私はこんな仕事がしたいのにできない」とか「こんなふうに仕事を進めたいのにうまくいかない」なんていうのは、おかしいことがわかるでしょう。
自分の都合や希望通りに仕事をしようとすること自体、単なるわがままになってしまうからです。
自分の都合や希望とは関係なしに、社会から与えられた役割をこなす…
これが仕事の原点です。
仕事をする現場では、自我など存在しないのが当たり前、社会の事情によって、仕事をするのが当然なのです。
仕事の愚痴をこぼしたり、わがままばかりいったりしている人は、ぜひともその根本を思い出してください。
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