女性の笑顔に「脈アリかも?!」と勘違いしてはいけない件

女性は、男性に比べてよく笑いますよね?
不愉快な気持ちのときでさえ、女性は笑うのです。

かつては、「スキンシップ」という名目で、職場の男性が、女性社員のお尻を触るようなことがあったらしいのですが、本気で目くじらを立てて怒るような女性はあまりいなかったのではないでしょうか。
「やめてくださいよ~」と微笑みながら、軽くたしなめる程度だったかと思います。

もちろん、昔の女性だって、男性にお尻を触られれば気持ちが悪かったでしょう。
しかし、女性はこういうときでさえ「笑う」のです。

男性なら「怒る」ところだが、そうしないのが女性…
だからこそ、女性から「笑顔」を見せられても、それをそのまま解釈してはならないのです。
女性は、イヤな気持ちのときでも笑うのだから…

女性が男性よりも笑顔をよく見せるのは、どうやら生まれつきのようなのです。
カリフォルニア州立大学のマリネラ・ファリスは、生まれてわずか2、3ヶ月の赤ちゃんに対して、ある実験を試みました。

32名ずつの男の子と女の子の赤ちゃんに、お母さんと、まったく面識のない女性とが、それぞれ交互に3分間ずつ話しかけ、赤ちゃんがどれくらい笑うかをビデオで分析してみたのです。

その結果、男の子は、自分のお母さんにはさかんに笑いかけ、話しかけられている3分間の間で、12.15秒の笑顔を見せました。
一方で女の赤ちゃんは、4.35秒でした。

次に、知らない女性が話しかけたときはどうだったか?というと…
男の赤ちゃんは6.43秒しか笑わなかったのです。
見慣れない顔を見て警戒したからでしょう。

ところが女の赤ちゃんはというと、今度は8.68秒も笑いかけたのです。
男の子は、自分の好きな対象(母親)に対しては、好きでない人より2倍も多く笑ったのに、女の子は、好きでもない人に対して、よりたくさん微笑んだのです。
おそらく、知らない人に対して女の子がよく微笑むのは、そうすることによって相手に媚(こび)を売り、ひどいことをされないための戦略なのではないでしょうか。

この実験から推察するに、女性は生後数ヶ月のうちから、もうすでに「愛想のふりまき方」がうまいのです。
愛想をふりまいておけば、みんなが自分をかわいがってくれて、ひどいことをしないであろう…
ということを知っているのですね。

ですので職場の女性が、ニコニコしていても、それは決して喜んでいるということにはならない理由が、これでご理解いただけたであろうと思います。
たとえば、職場の男性に肩をもんでもらって笑顔を見せる女性は、本当は嫌悪の表情を見せたいのかもしれません。

しかし、そんなことをするとお互いの関係が悪くなってしまうと思うから、嫌々ながらも笑顔を見せている可能性があるのです。
男性は、嬉しいとき、楽しいときくらいしか笑わいません。

けれども、女性は、嫌悪を感じていてさえ笑うのです。
そういう意味では、女性の笑顔をきちんと見抜くことがとても大切だといえるでしょう。
くれぐれも男性の皆さんは女性の笑顔に勘違いしないようにしましょう。




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