日本を訪れる外国人に人気のスポットといえば、東京は築地や秋葉原、他にも京都などがありますが、とりわけ人気なのが「100円ショップ」だと言われています。
国によっては全商品均一価格という類似のタイプの店はあるようですが、圧倒的に違うのがその品揃えでしょう。
たしかに、日本の100円ショップには「え?これも100円?」と驚くような商品がずらりと並んでいます。
ところが、この「え?これも100円?」が、まさに100円ショップの落とし穴なのです。
乾電池1個を買いに行っただけなのに、つい、あれもこれもとカゴいっぱいに買ってしまうことになるからです。
大型店ともなれば、店内はスーパーマーケットかと思うほどの陳列ですからね。
日用雑貨から子供のおもちゃ、文房具、食品まで、ありとあらゆるモノが並んでいます。
たいして必要でないのに、「これも100円か!?」と思ったとたんに欲しくなります。
一般的な店なら、一つ一つ価格が違うために計算も必要になるでしょうが、ここでは一つ100円というわかりやすさが、購買抑止のハードルを低くしているのです。
また「友人に付き合って行っただけなのに自分も買ってしまう…」という「ハーディング(横並び行動)」と呼ばれる行為も、100円ショップでは起こりやすいのです。
実際は、他店なら100円以下で買えるものや、すぐに壊れてしまいそうなものが含まれていたとしても、なんだか得したような気になってしまうのです。
100円ショップでつい買いすぎてしまう人は、衝動的な消費行動に弱いと言えるでしょう。
総合的に見てその出費は正しいかどうかを常に考えるクセをつけた方がいいかもしれませんね。
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