忙しいビジネスマンは、いつも時間に追われて仕事をしています。
そしてその限られた時間の中で成果を出していかなければなりません。
例えば、あなたが自社の競合であるA社について、一週間という限られた時間の中で詳細にわたるレポートの提出を求められている場面を想定してください。
あなたは、報告書をまとめる前に、膨大な量のデータを処理しなければなりません。
一つ一つ見ていたのでは、二ヵ月以上はかかることでしょう。
したがってある程度仮説によってあたりを付けてデータを探っていきました。
そしてだんだん提出期限が迫ってきました。
ビジネスマンのルールとして提出期限だけは絶対に守らなければなりません。
あなたは報告書の内容を完璧なものにするために、分析に時間をかけたいのですが、期限の制約から効率性を追求しなければなりません。
この場合、効率と内容(効果)は表裏一体(トレードオフ)の関係にあるといえます。
一つの事象について、効率の観点からと効果の観点からという両方の視点で言及することは、MECEに整理するのに非常に有効であるといえます。
例えば、レストランのサービス提供形態として、セルフサービス方式を採用するとします。
このケースは、効率の追求を意味していますが、同時に顧客満足(効果)についても考えなければなりません。
それの採用によりサービスに不満が出てはこの採用は失敗になります。
その分価格を下げるなど、店舗の顧客のニーズを満たすよう、効率·効果の両面から検討したいものです。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。