自分のアイディアや考えによって人を喜ばせることができた時、とても嬉しいものですよね。
そしてもしそれを仕事にすることができたら最高です。
今は会社員として頑張っている人でも、ゆくゆくは起業をしたい…という願望を持っている方もいるのではないでしょうか。
しかし、起業をして上手くいくとは限りませんし、とても厳しい世界です。
それがわかっているから、なかなか踏み込むことができない…自信がない…という方もいるでしょう。
起業するためには、下準備として多くの知識が必要になってきますし、世の中の現状をしっかりと把握しておかなければなりません。
そこで下準備の一つとして提案させていただきたいのが、自分が本当に良いと思うものを売ってみることです。
この「良いと思うものを売る」という行為によって、起業するにあたり、見えてくるものがあるのです…
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起業を考えている人はまず「◯◯もの」を売ってみるべき?!
少々高くても、自分が気に入ったもの、良いと思ったものが手に入った時はとても嬉しいものですよね。
レストランに行っても、雰囲気がとても素敵な場所で美味しい料理を食べれて、とても良い時間を過ごせたな、と感じたら、店員さんに心から「ご馳走様でした」と言いたくなります。
かつては、「ありがとうございました」は、売った人が買った人に言う言葉でした。
食材でも、服でも車でも、買っていただいて「ありがとうございました」と言うのが当然だったものです。
しかし今は、買い手が売り手に感謝する時代になってきました。
「いいものを売っていただいて、ありがとうございます」とお客さんに言ってもらえるのは、売った側としては、なんとも嬉しいものでしょう。
独立したい、起業したいという志がある人は、そのような経験をしてみたい、と思っているのかもしれません。
もし、あなたもその一人であれば、まずは「現状」を知っておきましょう。
例えば、日本では起業する数より倒産件数のほうが多いというのは厳然たる事実です。
「少子化は深刻な問題だ」というのは、今後人口が減っていくと税金が取れなくなり、年金問題の辻褄合わせがうまくいかないという国の事情ですが、倒産率の高さは国力と関係してきますので、もっと深刻です。
デンマーク、イタリア、イギリスなど、預金率が(収入の)5パーセント以上の国は倒産件数より起業件数のほうが上回っていますし、アフリカのいくつかの国々も同じです。
そのような中で独立して成果を出すには、会社員のうちにまずはしっかりと小手調べをしておきましょう。
小手調べとして有効なのが、「良いもの」を自分で売ってみること。
本当に「良いもの」かどうかは、自分で売ってみてこそ実証できます。
単純に「このボールペンっていいよ」と薦めるのは、簡単ですが無責任な行為です。
一方、いままで使っていたボールペンをやめさせて、新しいものを買うためにお金を出してもらい、実際使う段階まで人を動かすのが、「売る」という行為と言えます。
そうであれば、5人より10人に対して売れる人のほうが、説得する能力もあるし、ビジネスセンスもあるし、責任感も強いことになります。
資本主義の原則で言えば、何か物を作る、既製品に付加価値を加える、安いものを高く売る、このうちの一つのスキルがあれば独立できます。
しかし、究極的には「売るスキル」がないと、どのスキルも活かせません。
今や、ネット上でも様々なツールから簡単に売り買いができる時代です。
本当にいいと思うものがあったら、ネットででもフリーマーケットででも売ってみましょう。
世の中の現状や、自分の力量など、きっと見えてくるものがあります。
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